国立大阪病院皮膚科アレルギー科
1999 年 41 巻 1 号 p. 41-44
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深部静脈血栓を生じた抗リン脂質抗体症候群の3例を報告した。2例は全身性エリテマトーデスを合併していた。現在, 抗リン脂質抗体は後天性の血栓形成危険因子と考えられ抗リン脂質抗体症候群の概念が確立されている。近年, 一部の抗リン脂質抗体の対応抗原はリン脂質に結合する蛋白質であることが報告されその多様性が注目されている。抗リン脂質抗体症候群の治療の主体は血栓の再発予防にあるがその治療法は未だ確立されてない。
皮膚の科学
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