制度化なき活動 日本におけるTA(テクノロジ-アセスメント)及びTA的活動の限界と教訓

城山 英明; 吉澤 剛; 松尾 真紀子; 畑中 綾子

doi:10.3392/sociotechnica.7.199

研究論文

制度化なき活動

日本におけるTA(テクノロジ-アセスメント)及びTA的活動の限界と教訓

城山英明, 吉澤剛, 松尾真紀子, 畑中綾子

著者情報

キーワード: TA（テクノロジーアセスメント）, TA的活動, コンセンサス会議, リスク管理, 診療報酬制度, フレーミング

ジャーナルフリー

2010 年 7 巻 p. 199-210

DOI https://doi.org/10.3392/sociotechnica.7.199

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抄録

日本ではTA(テクノロジーアセスメント)が制度化されることはなかったが，様々なアドホックなTAやTA的活動が，食品，医療，エネルギー等の分野を含めて，行われてきたことも事実である．本論文では，これらのTA及びTA的活動の性格及び限界を分析し，日本の文脈において今後TAを制度化する場合に注意すべき教訓（柔軟なフレーミングと関係者の協力の必要，適切な距離の重要性，国会の役割）を抽出する．

責任著者(Corresponding author)

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