表面科学講演大会講演要旨集
第24回表面科学講演大会
セッションID: 3C07S
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11月10日(水)
偏光全反射蛍光XAFSを用いたTiO2(110)上のNi初期吸着サイトの検討
*小池 祐一郎藤川 敬介居島 薫田 旺帝朝倉 清高岩澤 康裕
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抄録
TiO2(110)にNiを蒸着し、偏光全反射蛍光XAFSで測定した。その結果初期段階ではNiは単原子で存在し、酸素に配位することが分かった。この結果はSTMなどからPdなどの金属を蒸着した場合、金属原子はTiカチオンと結合をつくるという従来の金属吸着サイトに関する主張と異なるものである。さらにFEFFを用いて初期吸着サイトを検証した結果、単原子吸着サイトはステップ端であることが示唆された。
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© 2004 社団法人 日本表面科学会
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