表面科学講演大会講演要旨集
第24回表面科学講演大会
セッションID: 3C28S
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11月10日(水)
時間分解NEXAFSとモンテカルロ法によるPt(111)上の水生成反応の反応機構の解明
*長坂 将成近藤 寛雨宮 健太南部 英中井 郁代島田 透太田 俊明
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抄録
Pt(111)上の水生成反応は多くの研究がなされているが、その反応機構は完全に解明されていない。本研究では、原子状酸素が吸着したPt(111)表面に水素を流すことにより水が生成する過程を、時間分解NEXAFSで測定することにより、反応中のO, OH, H2Oの被覆量変化を得た。次にモンテカルロ法を行った結果、水の自己触媒反応がプロトン移動を経由して進行する反応機構で説明できることが明らかになった。
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© 2004 社団法人 日本表面科学会
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