表面科学講演大会講演要旨集
第27回表面科学講演大会
セッションID: P57Y
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11月2日(金)
ビピリジン誘導体の二次元構造:アルキル鎖の偶奇と錯体形成の効果
*吉川 佳広小山 恵美子都築 誠二藤原 享子三宅 晃司徳久 英雄金里 雅敏
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抄録

ビピリジン誘導体の二次元構造を走査型トンネル顕微鏡で解析した。化合物中のアルキル鎖長の偶奇に応じて、異なる二次元構造が形成された。しかし、錯体を形成することにより、偶機効果は消滅して、全て同一の構造に収束することがわかった。したがって、分子間隔を厳密に制御するには、分子の長さだけでなく幅も同時に制御する必要があることがわかった。

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© 2007 社団法人 日本表面科学会
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