表面科学講演大会講演要旨集
第27回表面科学講演大会
セッションID: 3C23
会議情報

11月3日(土)
中和銃と試料バイアス印加を用いたXPSにおける帯電補正方法
*島 政英堤 建一田澤 豊彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

XPSを用いた化学結合状態分析では、ピーク半値幅が重要なパラメータである。しかし、絶縁物試料を測定すると帯電の影響により、ピーク半値幅が広がるため、中和銃などを用いて補正を行う。しかし、その際の中和条件が適切かどうかを判断するのは、かなりの経験を要するのが現状である。今回、中和銃を用いながら正の試料バイアスを印加することで、簡単に最狭のピーク半値幅が測定できる方法について報告する。

著者関連情報
© 2007 社団法人 日本表面科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top