表面科学学術講演会要旨集
第28回表面科学学術講演会
セッションID: 2A25
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11月14日(金)
キラル識別場構築を目的としたITO電極上への分子修飾
*上野 翼松永 真理子中西 卓也逢坂 哲彌
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抄録

アミノプロピルトリエトキシシラン、スベリン酸ジスクシンイミジル(DSS)を介してヒト血清アルブミン(HSA)を固定化したITO電極を用いてトリプトファン(Trp)のキラル識別を試みた。具体的にはTrpの鏡像体間で電位応答を比較してキラル識別能を評価し、さらに応答に対する界面構成分子の寄与を検討した。その結果、HSAがキラル識別に寄与し、DSSがその現象を電位応答として反映させていると示唆された。

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© 2008 社団法人 日本表面科学会
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