表面科学学術講演会要旨集
第28回表面科学学術講演会
セッションID: 3A34
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11月15日(土)
アブレシブ摩耗からのグラフェン探針の形成
*細見 斉子石川 誠佐々木 成朗三浦 浩治
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抄録

本研究では,原子間力顕微鏡(AFM)を用いて探針をグラファイト表面で走査させることにより生じるアブレシブ摩耗から,グラフェンを生成する試みを行った. AFMによって得られる摩擦力像は,探針と基板の間にグラフェンが生じると変化する.今回,探針の荷重を0nNから180nNまで変化させながら,摩擦力と摩擦力像 を観測した.その結果,80nN以上の荷重をかけることによりグラフェンが生成されることを見いだした.その詳細を報告する.

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© 2008 社団法人 日本表面科学会
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