有機金属分子線エピタキシー法を用いてGaP(001)基板上にGaAsN混晶を成長した..520℃でGaP基板表面にTDMASbまたはTEGaを照射し,GaAsN/GaPヘテロ成長への表面処理の効果を調べた.Sb終端させた表面にGaを照射すると,サーファクタント効果によりGa液滴を低密度(8×108cm-2)で形成でき,その表面にTDMAAs,DtBSeを照射すると平坦で広いテラス膜となった.GaAsN/GaPは約3.7%と大きな格子不整合差があるが, 界面でSbとGa処理をすることで結晶性の大幅な改善ができた.