表面科学学術講演会要旨集
2015年真空・表面科学合同講演会
セッションID: 1P45
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12月1日(火)
温度1.8K-9.0Kで水素の吸着測定を行うための極高真空クライオスタットシステム
*久保田 康介加藤 勇樹山川 紘一郎荒川 一郎山崎 周一上野 智寺島 充級
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キーワード: 吸着/脱離
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抄録

極高真空領域での主要な残留気体である水素の排気特性を解明するためには吸着等温線を得る必要がある。広い温度範囲での吸着等温線測定のために、3.8Kまで温度を下げ持続させることができる冷凍機と、ヘリウム減圧機構を組み合わせた2.5Kクライオスタットを製作した。減圧機構により1.8K~3.8Kの範囲で、またHeポット内にあるヒーターを使用することにより3.8K~9.0Kの範囲で、温度制御が可能となった。

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© 2015 公益社団法人 日本表面科学会
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