京都大学付属天文台 [日本]
京都女子大学 [日本]
2021 年 3 巻 p. 5-
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
京都女子大学附属小学校の反射望遠鏡 (以下、京女望遠鏡) の調査を発端とし、大正から昭和にかけての日本の天文学の発展を考察する。天文学史研究において重要なのは、論文だけでなく、研究を支えた人々の調査である。本研究において、西村末雄という重要な鏡製作者が発見された。この発見は日本の天文学の歴史を考察する上で重要である。当論文では、京女望遠鏡の調査結果とともに、京都女子大学視点での日本の天文学史を読み解き、天文学史研究の多角的な将来性について議論する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら