大阪大学歯学部歯科補綴学第一教室
1964 年 13 巻 4 号 p. 428-436
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重合後1時間を経過した温成重合レジンと即時重合レジンとを用い, 犬の四肢筋肉内に3~28日間にわたり埋入を行ない, おのおのに対する生体組織反応を組織学的に比較した。(1) 温成重合レジンに対する線維性被膜形成は, 即時重合レジンの場合に比して早期に観察された。(2) レジン体の直接表面には, はじめ組織球が出現して排列し, これら外方には漸次3層より成る線維性被膜形成をみた。
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