日本塩学会誌
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入濱塩田機構論 (第2報)
塩田地盤の熱伝導について
杉 二郎
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1950 年 4 巻 6 号 p. 6-29

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抄録
塩田地盤砂層に太陽熱が輻射され吸収されて砂面蒸発の熱源となるのであるが、一部は砂層を伝導して下層部に伝つていくのである。この際地下水位までの砂層を如何なる状態で熱が分布し移動しているかを確めることは入浜塩田の機構を論ずるに当り重要な事であるので、室内基礎実験及び現地実験を試みた。
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