1976 年 11 巻 2 号 p. 81-83
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大気汚染の第一の指標である硫黄酸化物が, 対策の実行によって減少するにつれ, それと慢性呼吸器症状訂正有症率との相関関係は年々弱くなってきている。いっぽう固定発生源を主体とする地域では, 最近の大気汚染データのみからみれば, むしろ窒素酸化物との相関関係のたかい例がみられる。これ等複数の汚染質の有症率に対する原因的寄与割合を精度よく解析するには, 汚染質相互間の相関関係のできるだけ低い資料が必要である。
大気環境学会誌
大気汚染学会誌
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