鉄と鋼
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溶融炭酸塩型燃料電池の開発状況
仲西 恒雄
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1991 年 77 巻 12 号 p. 2092-2098

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抄録
溶融炭酸塩型燃料電池について,主として材料面から概観した.従来からある熱機関を利用した発電プラントとは異なる発電原理に基づくので,環境問題を解決する鍵を握った新しいプラントとして期待されている.
実用化までにはなお解決すべき課題もあり,材料面では腐食にかかわる問題も多い.実用化のためには,経済性を満たしながらこれらを解決していくことが重要であり,広範な関係各位のご指導,ご協力のもと,次世代燃料電池として実現する日の早いことを期待してやまない.
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© 一般社団法人 日本鉄鋼協会

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