Trends in Glycoscience and Glycotechnology
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ガングリオシドの代謝回転と代謝調節物質の産生
L. Riboni, G. Tettamanti, 東 秀好
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1993 年 5 巻 21 号 p. 1-11

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抄録
ガングリオシドは細胞膜の構成成分であり、その代謝は、主としてゴルジ装置で行われる新規の生合成と、リソソームで行われる分解、リソソームと小胞体とゴルジ装置の連係によって行われる再利用の過程 (分解物のリサイクル)、ゴルジ装置で行われる細胞内に取り込まれたガングリオシドがグリコシル化される。ガングリオシドの代謝の様々な段階は膜の回転の敏速な過程と密接に関連していて、それ自身も敏速に行われている。ガングリオシドは、実際、エンドサイトーシスで取り込まれ、初期エンドソームの部位から一部はゴルジ装置に、一部は後期エンドソームやリソソームへと移動する。逆向きのエンドサイトーシスや、輸送タンパクによる運搬によるガングリオシドの細胞膜への直接の返送については、まだ調べられてはいない。リソソーム内でのガングリオシドの分解によって、スフィンゴシンやセラミドという強力な代謝調節因子として振る舞う物質が生成する。この過程は、細胞の機能的な状態を修飾する薬品に影響されるようである。ガングリオシドのエンドサイトーシスに影響を与える因子は、実際にガングリオシドの代謝過程に量的な影響を与え、その結果スフィンゴイド性のセカンドメッセンジャーの濃度を変化させるという仮説を提唱したい。
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© FCCA, Forum; Carbohydrates Coming of Age
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