名古屋大学
名古屋大学一般学科
2003 年 36 巻 p. 143-152
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
我々は、均一な物質密度の中での3世代ニュートリノ振動における遷移確率の厳密解を簡単な形で求める。その結果ν_e→ν_μへの振動確率P_<eμ>はCP位相をδとしてcos δとsin δとの1次式で書ける事がわかる。またこれまで困難であった、物質効果とCP位相δからくる効果との分離をおこなう。さらに、δを物質中の遷移確率と真空中での他のパラメーターから近似する事無しに計算する式を与える。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら