(株) 日発グループ中央研究所
1993 年 1993 巻 38 号 p. 25-29
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圧縮コイルばねにおける接触の問題は非線形ばね特性に限ったことではなく, きしみ音やたたき音の原因ともなる重要な問題である。 本報では, コイルばねの素線間あるいは素線と座面の接触を接着・隔離状態で判定するため接触部に接合要素を挿入した有限要素法により, 圧縮コイルばねの変形形状, ばね特性, 最大せん断応力分布等の解析を行い, 実測値と比較した。 その結果, 本解析法では接触部での摩擦を考慮していないが, 解析結果は実測結果に比較的良く対応していることがわかった。
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