ターボ機械
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展望・解説
最近の設備診断技術と予知保全
豊田 利夫
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2004 年 32 巻 3 号 p. 129-137

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抄録
21世紀には環境問題や地球温暖化問題の熾烈化にともない資源回収型省エネルギ産業構造への転換が必然的な要求となっている。また日本においては鉄道橋梁等の公共インフラ設備が建設から保全の時代に突入すると言われており、IT時代の到来とともに、実用中の予知保全CBM(Condition Based Maintenance)も遠隔保全管理技術(Remote Maintenance Management)関連技術と最適化ソリューションを包含したプラント資産管理システムPAM(Plant Asset Management)へと進化しつつある。
本報では、予防保全PM(Preventive Maintenance)のもつ理論的欠陥と、それを克服するために誕生した予知保全CBM(Condition Based Maintenance : )、および最近の動向につき概説する。
また、日本でいう改良保全の欧米版と思われる劣化原因除去型保全であるプロアクテイブ保全PRM(Proactive Maintenance)を紹介する。プロアクテイブ保全PRMは現在欧米で盛んに議論されている方式であるが、設備診断技術の原因系への適用成果として評価できる考え方である。
最後にこれらの関連技術を全て包含したプラント資産管理システムPRMと、その中核技術である回転機械の性能・効率・エネルギー診断技術につき述べる。
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© 2004 ターボ機械協会
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