(株)コアテックス
1993 年 17 巻 36 号 p. 1-8
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反射や残響の存在する有響室で、マルチチャンネルによるトランスオーラル系を構築するための基礎的検討を行なった。音場のシステム表現をもとに、最小二乗法を用いて対象音場を制御するための逆フィルタ係数を求め、コンピュータシミュレーションにより検証した。とくに、マルチチャンネル制御を考慮し、最小二乗解を求めるアルゴリズムを比較検討した結果、長いFIRフィルタタップを必要とする有響室の制御に対する共役勾配法の有効性が示唆された。
映像情報メディア学会技術報告
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