テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
映像信号用マルチプロセッサのソフトウェア開発環境 : 画像通信システム
伊藤 泰雅八木 伸行山崎 史哉佐々木 信之
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1994 年 18 巻 49 号 p. 27-34

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抄録

一般にマルチプロセッサシステムにおけるソフトウェア開発は相当複雑である. 映像信号処理用のシステムの場合, 映像処理の分割, プロセッサヘの割当問題, プロセッサ間の同期制御などについて検討する必要があり, システムに関する詳しい知識を必要とする. この問題を解決するために, マルチプロセッサシステムにおける自動プログラミングについて検討し,我々が開発した映像信号処理システムHD-Picotのソフトウェア開発環境を試作した. この開発環境においては, ユーザーは実現したい映像信号処理のシグナルフローグラフをワークステーション上で入力するだけであり, 必要なプロセッサのプログラムやコントロールパネルは, システムが生成し, 実行する.

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© 1994 一般社団法人映像情報メディア学会
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