奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
松下電器産業(株)中央研究所
1996 年 20 巻 37 号 p. 7-10
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本稿では、ビデオカメラなどで撮影された顔画像から、目、鼻、口、輪郭などの形状を認識し、その形状をもとに表情変化、年齢変化、頭髪の除去、合成を行なうモデルベース画像処理の技術について述べる。特にこの技術を、業務用ゲーム機に応用した場合に起こる問題点について検討する。例えば、顔画像の位置合わせを簡単に行なうため、ハーフミラーを用いてカメラの光軸と視線を一致させているが、その場合の輝度が減衰が起こる。また簡単な家庭用カメラを利用するために、正確な色情報が得られないなどの問題が生じる。
映像情報メディア学会技術報告
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