名古屋工業大学工学部
1996 年 20 巻 72 号 p. 7-12
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
金属体放電で生ずる過渡電磁界の金属体自身が及ぼす影響は不明である.本文では金属球体間放電の発生電磁界を時間領域差分法(FDTD法)で数値解析し, 金属体の存在がそのサイズに応じて界レベルを増大させることを明らかにした.つぎに, 金属球体面が同電位に保たれる条件をイメージ電荷で作り, 同電荷対のダイポールモデルによる電磁界を重ね合わせることで発生磁界を求めたところ, その計算結果はFDTD法による結果と大略一致し, FDTD法で得られた上述の知見の妥当性を確認できた.
映像情報メディア学会技術報告
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら