現在、有珠山の2000年噴火の地殻変動は、GPSや航空写真計測、地上の定点観測などによって、2次的、3次的変動量がさまざまな関係機関によって、時系列的に計測され、そして公表され始めている。しかし、その変動過程が非常に複雑であるにも関わらず、計測結果の表現方法は、その実体を適切に表現し得ていない。本発表では、時系列な火口からのコックステールジェットの動きや地殻変動をビデオや航空写真などの画像から計測し、その結果を3次元アニメーション技法のモーフィング及び画像解析による速度場の計測の濃度画像速度計測法(Concentration Image Velocimetey, CIV)によって可視化したものである。