主催: Webインテリジェンスとインタラクション研究会
会議名: WI2研究会
回次: 11
開催地: LIFULL本社
開催日: 2017/12/15 - 2017/12/16
p. 29-30
学生が自分の必要とする講義や参考書を探し出す手段として,シラバスを利用する方法が挙げられる.シラバスとは,大学で開講される授業や講義の大まかな内容を示したものであり,講義の目的や各時限の授業内容などが記載されている.しかし現状では,大量のシラバスデータから必要な情報を探し出す事は難しく,科目ごとの類似性や関連性を把握することは困難である.そこで,シラバスデータから関連科目を導き出し,関連科目データベースを作成することで学生が講義の内容をより深く理解するための手助けになるのではないかと考えた.本稿では,近畿大学のシラバスデータを対象に,文章ベクトルから関連科目を導出する手法について述べる.