西部造船会々報
第106回西部造船会例会(西部造船会々報 第106号)
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海上輸送におけるハブネットワークの設計に関する研究
*ハサンバシリ ムルシッド小瀬 邦治安川 宏紀
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p. 000024

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抄録
本論文では、海上輸送におけるハブネットワークの設計について述べたものである。連結されたネットワークを設定し、ネットワークにおけるハブアンドスポークス構造を適切に配置することによってトータルの輸送コストを最小化させる。主な課題は、ハブを選び、ハブに対してハブでない港の適切な配置を決定することである。提案するモデルでは、1つのクラスターにおいてグループ化された港間で、直接的な貨物の流れが許される。また、本モデルは、ネットワークで分布される空コンテナの量を推定する。本提案モデルは、以前に研究されたものよりも、一層のコスト削減の可能性が示されている。
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© 2003 公益社団法人日本船舶海洋工学会
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