「野生生物と交通」研究発表会 講演論文集
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第25回 「野生生物と交通」シンポジウム
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第1分科会(鉄道)
JR花咲線におけるエゾシカ衝突事故リスクマップ作製の試み
*小林 恒平君島 裕介百瀬 剛若松 徹脇原 渉田保 英俊牧野 楓吉田 剛司
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p. 1-7

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抄録

JR花咲線では、エゾシカとの衝突事故が年間400件程度発生している。シカ事故は、列車の運行に支障をきたすだけでなく、猛禽類の2次的事故やヒグマの出没にもつながる可能性がある。本研究では、シカ事故の発生リスクの推定および地図化を試みた。 2016年度から2023年度までのシカ事故発生地点のデータを基にMaxEntモデルによる事故発生リスクの予測を行った。シカ事故の発生に寄与する要因として、エゾシカの出没頻度に関する要因(地形、河川からの距離、植生)、運転士からの視認性に関する要因(線路のカーブ、傾斜角)を検討した。 その結果、半径1kmの針広混交林率、半径200mの平均傾斜角、半径200mの線路長がシカ事故発生に寄与していることが明らかになった。それらの要因を組み込んだMaxentモデルで、線路沿いのリスクマップを作成した。

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