山口医学
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ミニ・レビュー
肝細胞癌に対する新たな肝動脈カテーテル療法の有用性
山崎 隆弘
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2011 年 60 巻 5 号 p. 173-178

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抄録
肝動脈塞栓療法(TACE)は,肝細胞癌の代表的な治療法のひとつであり,有用性については認知されている.一方,手技上TACE不可能な症例には肝動脈化学療法(Lip-TAI)が汎用されるが,局所コントロールが不良との指摘もある.われわれは,新たな肝動脈カテーテル療法(Lip+DSM-TAI)を考案したので,その有用性について紹介する.
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© 山口大学医学会
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