JAPANESE JOURNAL of ELITE SPORTS SUPPORT
Online ISSN : 2188-8191
Print ISSN : 2188-8183
ISSN-L : 2188-8183
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原著論文
  • 大家 利之, 袴田 智子, 稲葉 優希
    2017 年 8 巻 2 号 p. 53-61
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/09/04
    ジャーナル オープンアクセス
    日本のバスケットボール男子ジュニア選手の身体的及び体力的特徴を明らかにするために,バスケットボール男子ジュニア日本代表選手と男子シニア日本代表選手との体力測定データを比較した. 方法 :バスケットボール男子ジュニア日本代表選手 13 名(Junior )と男子シニア日本代表選手 10 名( Senior )の身長,体重,除脂肪体重,有酸素性能力,下肢筋パワー,及び脚筋力を測定した. 結果 :体重及び 除脂肪体重は, Juniorと Senior との間に有意な差があった.身長,最高酸素摂取量,下肢筋パワー及び脚筋力は, Junior と Senior との間に有意な差はなかった. 結論 :これらのデータは,日本のバスケットボール男子選手の強化において有益な知見となる.
  • 池田 達昭, 設楽 佳世, 平野 裕一
    2017 年 8 巻 2 号 p. 63-77
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/09/04
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では、夏季および冬季五輪選手の身長、上肢長および下肢長から競技種目特性を検討すること、また、五輪選手から得られたデータを日本人の一般的な発育変化と関連づけて年齢別の形態評価基準値を作成することを目的とした。対象者は、北京、ロンドン、トリノおよびバンクーバー五輪に出場した全選手および全候補選手とし、身長、上肢長および下肢長を測定した。その結果、上肢長および下肢長の競技種目差は、各競技で求められる形態特性を反映して示された。また、五輪選手の形態データを一般人の平均的な発育変化にあてはめ、身長および体肢長の 評価基準を策定した。本研究の結果は、競技適性診断に活用できる可能性が示唆された。
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