陸水物理学会報
Online ISSN : 2758-7231
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選択された号の論文の19件中1~19を表示しています
  • 火山間の比較を目指して
    猪狩 彬寛, 小寺 浩二, 堀内 雅生
    p. 1-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    日本列島には数多くの火山が存在しているが、その形成要因や構成するマグマの成分などは火山によって異なる。こうした特徴の違いにより、火山周辺の河川や湧水の水質にも違いが表れることが予想される。調査と採水を実施した十勝岳、浅間山、草津白根山、御嶽山、箱根山、新燃岳等の火山地域における河川水の水質測定・分析結果より、各火山周辺地域における水環境の水質を比較し、火山の特徴と水質との関連性を把握することを試みた。
  • 上羽 涼太郎, 梅澤 有, 楊 宗興
    p. 2-3
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    ワンド(湾処)とは河川に沿って氾濫原に湾入して形成される静水域であり、近年ではダムの造成による河川流量の安定化や、河川環境の修復によりワンドの数は増加している。ワンドの機能として水生生物の生息域となることが知られている。一方で、ワンドの化学的な水質とその形成要因については明らかになっておらず、特にリンや窒素といった生元素の濃度変動要因を明らかにすることは、河川生態系の一次生産を評価する上で重要である。そこで本研究では、ワンドに供給される水に注目し、ワンド湧水部222Rn 濃度や水素・酸素安定同位体比(δD、δ18O)を用いて水循環解析をおこない、並行して各種溶存イオン濃度や生元素濃度を測定することで、ワンドの生態系機能を水質化学的側面から評価した。
  • 小田 理人, 小寺 浩二
    p. 4-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    ナトリウムイオンや塩化物イオンは、陸水の基本的な溶存成分である。これらは人為的な影響をみるための指標ともなりうる物質である。陸水のNa/Cl比に関する研究は多くが降水中のNa/Cl 比に関するもののであり、河川水を扱ったものは菅原(1961)などがあるが数は多くない。河川水中のNa/Cl 比をみることは、流下に伴い河川水質が人為の影響を受けて変化していく過程を観察するのに適した方法であると言える。多摩川水系の浅川は比較的短い区間に山林から都市域までが分布する流域であり、流下に伴う河川水質の変化を観察するのに適した流域である。本研究は多摩川水系浅川をモデルフィールドとして流下に伴う河川水のNa/Cl 比の変化とそれに人間活動が与える影響を解明することを目的とする。
  • 現地調査の結果から
    山形 えり奈, 小寺 浩二
    p. 5-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    河川を取り巻く環境は,その河川ごとに異なり,その違いは,河川水質の違いとして現れる.河川には,大気中の浮遊物質が含まれた雨,地質の影響を受けた地下水,地表水,そして生活雑排水や工場排水等の排水の各成分が含まれる.河川水質を調べることは,その流域の特徴を知ることにつながり,また,流域の課題を知る手掛かりとなるため,研究の 目的として重要である. 本稿は,河川水質を明らかにする目的で行った調査の結果を報告する.
  • 鈴木 啓明, 中津川 誠, 石山 信雄
    p. 6-7
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    気候変動に伴い,積雪寒冷地では冷水性魚類の生息適地の縮小など,水温上昇による河川生態系への影響が懸念される.適応策の検討のためには,河川水温の変化に関する詳細な予測が重要である.影響の程度は地域特性に応じて異なり,地質の違いは重要な要素の一つと考えられる.そこで本研究では,積雪過程を考慮した水循環モデル及び水温推定モデルを用いて,地質条件の異なる積雪寒冷地の河川において,気候変動に伴う河川水温の将来予測を行った.
  • 牛塚 貴博, 亀田 貴雄, 吉川 泰弘, 佐藤 和敏
    p. 8-9
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    北海道釧路市にある春採湖は毎年冬季に全面結氷する.本研究では春採湖の結氷データと気象データを用いて春採湖の結氷過程や結氷条件,結氷前に全面結氷日や全面解氷日を予測する方法,全面結氷日,全面解氷日,氷厚の将来予測を行うこと方法を明らかにすること目的とする.本研究では次の項目について調べている.(1) 気象データ(日平均気温の移動平均,月平均気温)と結氷データの関係,(2) 気候パターンやSST(Sea Surface Temperature)と結氷の関係,(3)氷厚の数値計算,(4) 全面結氷日や全面解氷日の予測,結氷状況の将来予測,(5)インターバルカメラ画像,衛星画像を用いた春採湖の結氷過程.当日は上記の内容について発表する.
  • 亀田 貴雄, 蜂谷 衛, 仁平 慎吾, 細川 音治
    p. 10-11
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    摩周湖は全面結氷になる年と部分結氷になる年があることが知られている(細川・蜂谷,2004)。亀田ら(2022)は1974 年冬季以降,摩周第一展望台および第三展望台から毎年実施されている結氷観測のデータと周囲(川湯,弟子屈)の気象データを用いて摩周湖が全面結氷する気象条件を明らかにした。その結果,川湯の2 月の月平均気温が−8.9℃以下になると,95.5%の確率で全面結氷することがわかった。また,摩周湖は1974 年から2021 年冬季までの48 年間で27 回全面結氷しており,その割合は56.3%であることもわかった。 一方,亀田ら(2022)は摩周湖の全面結氷には前年の夏季気温,特に6 月から8 月の日最高気温の平均(Tmax_JJA)と相関が高いことを指摘した。これは摩周湖には定期的な流入および流出河川がないため,巨大な「水たまり」と考えることできる。このため夏季に湖水が蓄えた熱量が結氷時期に影響を与えていることを示唆している。摩周湖の透明度は現在でも20~25 m 程度であり(弟子屈町,2021),透明度が高いことが知られている。このことも夏の気温と冬の結氷との関係の成立に影響している可能性がある。つまり,摩周湖の全面結氷は2 月の気温とともに,夏季の気温の影響を受けていることを指摘した。 また,亀田ら(2022)は夏季の気温と全面結氷と関係を用いることで摩周湖の全面結氷日が予測できる可能性も示した。これは観光業にとっても有益な情報になると考えられる。今回は最初に亀田ら(2022)の結果を紹介し,次に2021 年から2023 年冬季の全面結氷日の予測について報告する。ここで,2021 年冬季の予測は亀田ら(2022)ですでに報告したが,2022 年冬季の予測と実際,2023 年冬季の予測は今回初めて報告する。
  • 大八木 英夫, 知北 和久, 澤田 結基, 金森 晶作
    p. 12-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    ジオパークは,ユネスコの正式プログラムで,地球科学的価値の高い自然環境を保護・保全し,教育やツーリズムに活用しながら,地域の持続可能な開発を進める地域認定プログラムである。2022 年10月現在,46 地域が日本ジオパークネットワークに加盟しており,その内9 地域がユネスコ世界ジオパークである。「とかち鹿追ジオパーク」は,北海道東部に広がる十勝平野の北西部に位置する鹿追町全域をエリアとし,2013 年12 月に日本ジオパークネットワークに加盟している。とかち鹿追ジオパークの地域のテーマは,「火山と凍れ(しばれ)が育む命の物語」であり,風穴地帯の永久凍土をはじめとする然別湖およびその周辺の自然環境で構成されている。然別湖では,冬季に湖上に雪と氷を使った建物が造られ,湖の結氷を観光資源にしている地域でもある。気候変動の影響を最も強く受ける水環境は水温と凍結現象であり,凍結現象が観光資源になっている然別湖において水温環境の解明は急務であるといえる。本発表では,湖水の主に水温環境の季節変動について議論する。
  • 齋藤 圭, 長谷川 祥樹, 大八木 英夫
    p. 13-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
  • 知北 和久, 網田 和宏, 大八木 英夫, 岡田 純
    p. 14-15
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    秋田県・田沢湖では,発電と灌漑のため1940年に強酸性温泉水を含む玉川の水が導入され,これによって湖水のpH が6.7 から4.2 に低下し,固有種のクニマス(紅鮭の陸封型)が絶滅した。1991 年に,玉川温泉下流に中和処理施設が建設され,これによって湖水pH は4.2 から5.2 に上昇し,現在に至っている。本発表では,田沢湖に流入する玉川と先達川(pH=6.5~7),および流出導水路 の流量に関する水収支とSO42-の負荷量収支の評価から,同湖の地下水流入量・流出量を定量的に求め,pH をはじめとする同湖の水質変動を長期的に探ることとする。また,これまでの研究で評価された火口湖やカルデラ湖の地下水流入量・流出量を比較し,湖を形成させた火山噴火規模と湖水循環の規模との関係を明らかにする。
  • 花石 竜治, 知北 和久
    p. 16-17
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    water bodyの呈色は,その水質を表わすことから重要である。呈色の要因の一つである光は水中で吸収と散乱を受け,水そのものも含めた着色物質や懸濁物質がこれらに影響する。 コンピュータグラフィックスの分野では,water body の呈色について,Premoze et al. の研究がある。そこでは,上空の日射条件,水面の波,water body 内部での光挙動を考慮して,水面の呈色が計算された。 演者ほかは,湖水の「青さ」の原因が未解明であった青森県・青池を研究対象とし,研究目的を呈色機構の物理的理解,最終目標を呈色の理論的再現と位置づけ,2016 年から現地調査や水質分析を行ってきた。当該研究は,上記の先行研究よりも単純ではあるが,観測点と水面の位置関係,入射光の太陽高度,湖水の光学的な条件などを設定している。 今回,呈色機構に対応する光強度式の確認と修正,画像解析法の改良を行ったところ,研究に進捗があったので報告する。
  • 戸田 孝
    p. 18-19
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    流体地球物理学において、海洋や気象などでは地球自転効果(Coriolis 効果)がほとんどの状況で重要であるし、陸水現象でも琵琶湖全体を巡るような大きな規模の現象、例えば琵琶湖環流(戸田2014)などでは考慮が不可欠となる。これはもちろん数式的な記述が可能であるが、数式的理解と直感的理解との間のギャップが他の力学的原理と比べても大きくなってしまう傾向がある。単に結果としてCoriolis 力が横向きに作用することを感じるのは容易であるが、それを定性的な幾何学的論理の積み上げで理解しようとすると、動径方向の運動と半径方向の運動の各々で作用するCoriolis 力を統一的に理解することが困難であるなど直感的理解の妨げとなる事実が多々あり、しかもそれらが数式的には全く同一という事実がさらに混乱を招く。 Coriolis 力を直感的に理解する最も確実な方法は、観察者自身が回転系の中に入って実験することである。このような体験ができる公開施設として、日本国内では1996 年開館の滋賀県立琵琶湖博物館(戸田1998a, 1998b)と2003 年開館の青森県立三沢航空科学館で回転実験室が運用されていたが、各々2016 年および2021 年公開のリニューアルを機に廃止された。八王子市こども科学館にも回転実験装置があるが、安全性を優先して回転の角速度も速度も極めて遅くしているため、Coriolis効果以外の影響が無視できなくなってしまっている。他には、管見の限りでは気象庁気象研究所の研究用回転実験装置が期日限定で一般公開されているのを残すのみである。 もちろん、回転系の力学を体感できる実験装置は各地の科学館に存在するが、その多くは角運動量保存の観点に基づくものであり、Coriolis 力を直接体感できるものは少ないようである。これは、Coriolis 力そのものを体感するには、観察者が回転系の中に入ったうえ、観察者自身または直接認識できる物体が移動する必要があり、少なくとも直径 3m 程度以上の回転実験室が必要になるため、製作や維持管理の費用はもちろん設置スペースの確保にも困難を来すからであると考えられる。 滋賀県立琵琶湖博物館では地域の自然環境や生活環境を広く扱っており、物理現象に関する疑問等への対応の需要は依然として多い。そこで、この状況への効果的な対応方法を探るべく、「琵琶湖地域の物理現象」に特化した期間限定の展示企画「平成3年度第2 回ギャラリー展示 琵琶湖の虹が映(ば)える理由(わけ)―湖の「なぜ」がわかる物理学―」を2022 年1 月4 日~3 月6 日に開催した。この中で、廃止された回転実験室に代わる手法の開発を試みた(戸田2022a, 2022b)ので、その結果に基づいて考察を加える。
  • 網田 和宏, 古田嶋 峻大, 小澤 舞桜
    p. 20-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    自然電位法は,地下を流動する水に対して感度を有する物理探査法であることから,多くの地熱・火山地域や丘陵地,斜面などで地下水や熱水の流動系を理解することを目的とした調査が行われてきた.また,水域においても水底(地下)で生じている自然電位分布は,水中や水面上に設置した電極によって測定可能であることが知られており,海底湧水調査や海底熱水鉱床探査などに活用されている(例えば,後藤ほか,2004;Kawada and Kasaya,2017).しかし,水底で生じた電位差を水面(あるいは水中)の電極で測定する場合に受ける様々な影響については不確定である要素も多く,そのため,電極-水底間距離(水深)が変化するような場合に得られる自然電位分布の解釈を難しくしている. そこで本研究では同一地点において測定深度を変えながら,水面・水中での自然電位測定を実施し,各層で得られた水平方向の電位分布について比較を行い,水深などの測定環境の違いが電位分布に与える影響について検討を行った.
  • 宇佐見 亜希子, 田代 喬, 野崎 健太郎
    p. 21-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    火山山麓の周辺にはCO2ガスをともなう湧水が点在することが知られており、その水質形成過程や火山活動との関連の研究が盛んにおこなわれている。しかし、その水質による水環境への影響や生態系の仕組みについての研究は少ない。恒常的にCO2ガス湧出をともなうという特異的な水域は、河川生態学におけるフロンティアの1つであり、また、希少な水生生物の存在が示唆されており生物多様性に寄与すると考えられる。本研究では、恒常的にCO2ガスを湧出する水環境の特性を把握し希少水生生物の生息環境の基礎情報を得ることを目的とし、水質および河床付着物から湧水域の水環境の特性を調べた。
  • 谷口 智雅, 江端 一徳, 宇佐見 亜希子, 松本 嘉孝
    p. 22-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    河川流量の観測方法として、河川横断面積と流速による算出、水位・流量曲線、塩分瞬間投入法による希釈法などがある。任意の地点での一般的な流量観測方法である河川横断面積と流速による算出についても、川幅や水深など川の状況などによって、水深観測の間隔や流速の測定深度も一点法、二点法など様々である。公的な流量観測の規定はあるが、各観測者の経験や目的によって測定方法は異なる。水循環や物質循環、流出過程の把握など流量観測には、観測結果の再現性(観測結果の正確性と信頼性)が重要であるが、水質と異なり観測者間の差異につい ての議論は必ずしも多くない。 2014 年9 月27 日に噴火した御嶽山を対象に、複数のメンバーで噴火が陸水に与えた影響、火山地域における陸水環境の生態的・化学的な調査・研究を実施し、水収支・物質収支の観点から河川流量の把握も行っている。本発表では、流量観測の観測者および測定方法の差異による河川流量の違いについて検討を行ったので、その結果について報告する。
  • 苗村 晶彦, 猪股 弥生, 奥田 知明
    p. 23-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    渓流水質は主に大気沈着や地質の影響によって決定づけられるが、大気沈着の影響が小さい時には地質の影響が大きくなると考えられる。北陸地方には日本の地質学および古生物学の研究が発展するきっかけとなった手取層群がある。手取層群は主に福井県と石川県に分布するが,日本列島がまだ大陸の一部だった頃の中生代のジュラ紀(201.3~145.0 Ma)から白亜紀(145.0~66.0 Ma)にかけて存在し、大きな湖に堆積した礫岩層である。 ところで渓流水中のNO3-濃度は平水時において時間代表性があるとされ(楊, 2000;伊東ほか,2004)、渓流水中のCl-濃度についてはその変動が小さく特に時間代表性があることが報告されている(苗村ほか, 2017;苗村, 2018)。本研究では、手取層群における渓流水を採取し、渓流水中のNO3-濃度を中心に考察した。
  • 竹内 篤雄
    p. 24-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    これまでに実施されてきている地下水調査法は、主として利用することのできる地下水がどこにどれだけ存在しているかに関する情報を得ることを目的としている。この調査法を地盤災害や地下水障害に適用してきたところにいろいろな齟齬が生じていたのではないかと思う。
  • 「身近な水環境の全国一斉調査」2020 年・2021 年・2022 年の結果を中心に
    小寺 浩二, 王 操, 猪狩 彬寛, 齋藤 圭
    p. 25-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    日本では高度成長期に全国で水質汚濁が問題となったが、法整備や排水処理施設の普及などにより、急速に水質が改善されてきた。しかし、現在でも都市への人口集中が進み、 郊外などで水質汚濁が激しい地域も残っている。行政によって1971年から継続されてきた「公共用水域の水環境調査」結果や、市民団体を中心に2004 年に始まった「身近な水環境の全 国一斉調査」といった全国規模の観測記録を中心に、日本の河川水質 の長期変動について検討してきたが、本稿では、「身近な水環境の一斉調査」の第17 回(2020 年)、18 回((2021 年)に加え、第19 回(2022 年)の法政大学 測定結果をあわせて考察する。
  • Talas river basin, Issyk-Kul lake basin and Chychkan, Bala-Chychkan river basin
    Nargiza Shaidyldaeva
    p. 26-
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    The study of mountain rivers is now more relevant than ever when not only the climate is changing, but also many other factors have appeared that affect the hydrological process. The work is devoted to clarifying the reasons for the trends in the decrease in the magnitude of the long-term runoff of the Chychkan and Bala-Chychkan rivers under the conditions of climate change, located in the Ketmen-Tube basin. The study of little-studied rivers lowing into the Toktogul reservoir is caused by the economic and social significance of this water body. The data which were used for this study were obtained from several resources as Hydroposts and meteorological stations. To determine the role of individual climatic factors on the runoff of the Chychkan and Bala-Chychkan, Talas rivers, linear trends were calculated based on the data of all meteorological stations.
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