臨床教科教育学会誌
Online ISSN : 2759-2685
Print ISSN : 1883-180X
最新号
臨床教科教育学会誌
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
  • −教師の発話プロトコル分析を中心に−
    阿部 雅也, 植西 仁美
    2023 年 23 巻 1 号 p. 1-8
    発行日: 2023/11/30
    公開日: 2024/02/13
    ジャーナル フリー
    本研究では,阿部(2023)で提案されたクラウド上のLMS(Learning Management System)を活用した英語教員向け自主研修「研修クラウド.com」において,教師が抱え る課題を質問紙調査とSNSによる返信,及び抽出した研修中やインタビュー調査での発話 プロトコルによって事例的に検証し,本研修の運営方針のあり方を検討した。その結果, 研修の自由度やフォローアップの必要性,具体的な実践データ共有の需要,固定的な役割 分担による負担感,参加者管理の複雑さといった異なる課題への意見が見られた。これら に対応するためには,各課題に対して,参加者が主体的に取り組める研修システムの運用, 交流による発信とデータ共有の機会の充実,柔軟な役割分担,シンプルな参加者管理と発 信手続きのための研修システムの継続的な改善が重要である。本研究の課題として,県外 教員なども含めて母数を増やし,量的な研究も深めていくことが今後求められる。
  • −メタ認知的モニタリングとメタ認知的コントロールの視点からの分析を通して−
    西田 圭吾, 榊原 範久
    2023 年 23 巻 1 号 p. 9-18
    発行日: 2023/11/30
    公開日: 2024/02/13
    ジャーナル フリー
    本研究では,小学校国語科において,戯文を取り入れた授業実践がメタ認知的モニタリングとメタ認知的コントロールの視点からのメタ認知的活動に及ぼす影響を検証することを目的とした。戯文の創作の記述分析,プロトコル分析,戯文の創作におけるメタ認知的活動のルーブリック評価,質問紙分析から,戯文の創作,戯文を用いた話し合いを行うことで,メタ認知的活動に影響を及ぼすことが示唆され,戯文の創作がメタ認知的活動を促す指導法として効果的であることが示唆された。
  • ―運動有能感下位群に着目してー
    渡邉 裕樹, 江藤 真生子
    2023 年 23 巻 1 号 p. 19-32
    発行日: 2023/11/30
    公開日: 2024/02/13
    ジャーナル フリー
    本研究は,運動有能感下位群の運動有能感向上を目的として,小学校6年生を対象にマッ ト運動でシンクロマットの授業を行いその効果を検証した。その結果,シンクロマットを 使った実践において運動有能感下位群の児童の運動有能感を高めことができることが示唆 された。また,抽出児の形成的評価の分析から「成長を仲間との交流から実感」「肯定的な 言葉かけがチームのなかに醸成」「声かけや肯定的な雰囲気の醸成」することが運動有能感 が高まった理由だと考えられた。
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