詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "くすのき公園"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • - 品川区東中延公園・二葉公園・旗の台なか公園における調査を通して
    田中 遵, 石田 憲, 強矢 大輔, 日高 單也
    デザイン学研究
    2012年 59 巻 2 号 2_19-2_28
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/20
    ジャーナル フリー
    東京都品川区荏原地区の街区公園には,既存の遊戯施設以外に,家庭で使用されなくなったおもちゃが地域住民によって設置され再利用されることで,こどもの視点で遊び場が形成された東中延公園・二葉公園・旗の台なか公園がある。本研究では,この3つの公園とその周辺の街区公園を調査研究することにより,大人の視点で作られた為にこども達が創造的に遊んだり学んだりする場としての機能が失われている公園に,どのように地域住民が関与すればこども達や地域住民の為の街区公園になり得るかを探究することを目的とした。調査研究により,街区公園において,おもちゃの設置がこども達を楽しませるだけではなく,親同士,散歩にくるお年寄り,休憩にくる人々にコミュニケーションの場を提供することが明らかになった。今後は,地域住民主体の活動を評価し,それを推進していく新たな指針を策定していくことが重要な課題になると考えられる。
  • 金 明蘭, 樋口 孝之, 植田 憲, 宮崎 清
    デザイン学研究
    2006年 53 巻 2 号 1-10
    発行日: 2006/07/31
    公開日: 2017/07/11
    ジャーナル フリー
    日本では,1970年代以降,地域づくり・町づくり運動に対する住民意識の高まりとともに街路景観に配慮した道路整備が行われ,歩行者に視覚的楽しみを与えるフットスケープデザインが各地の代表的街路や商店街において展開されるようになった。日本各地の25ヵ所の通りについて文献調査ならびに実地調査を行い,調査対象としたフットスケープデザインについて以下の知見が得られた。(1)ブロック工法として石材のほかに磁器質・陶器質のタイル材の利用が多くみられる,(2)ブロックエ法ではパターン展開に工夫が施されている,(3)地域性を表現するために絵タイルの使用例が複数みられる,(4)休息,ショッピングなど,通りの利用目的に合わせてFSDによるイメージが形成されている,(5)官と民が協調した道づくりが良い成果を導いている。総じて,舗装材やデザイン展開の技法などが多様であり,地域性を演出する配慮がなされている。事例を解析することからデザイン開発の方法論を確立していくことがこれからの課題である。
feedback
Top