CD小売店ではネット配信など音楽ソフト購入方法の多様化により、CDの売上高が年々減少傾向にある。そのため、今後業績を維持するためには、顧客との継続取引がますます重要になると考えられる。一方、音楽の嗜好は年代によって異なるため、顧客の年齢によってその購買スタイルも異なるものと考えられる。本分析では年代別購買モデルを作成し、各年代モデルにおける継続購買の特徴分析を行った。まず二年間の購買データから,二年間取引を継続する顧客と、中止する顧客の購買行動の違いを発見した。さらに,新規取引顧客が将来継続取引を行う優良顧客となるための、購買行動の特徴について分析した。
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