デジタル化,ネットワーク化の進展で,出版社の「出版企画」のワークフローは大きく変化した.ブログ連載,Web連載など,ネットのコンテンツを基にした“ネット発”の出版企画の比重は市場の中で,高まるばかりだ.投票/投稿プラットフォームを自ら運営し,紙書籍の出版企画を進めるネットファースト型の出版社,さらにはネットファースト型の雑誌出版も登場している.書籍や雑誌の企画においてネットはどう使われているか,今後はどうかについて具体例に基づいて考察する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら