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クエリ検索: "スノーボード指導員"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • *鈴木 啓央
    日本体育学会大会予稿集
    2017年 68 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/02/15
    会議録・要旨集 フリー

     本研究では、熟達化の機序を検討するため、スノーボードにおける学習過程を事例的に分析した。スノーボードを初めて経験する学習者が指導のもとターンができるようになるまでの全過程をビデオにより撮影した。具体的には、全日本スキー連盟が認定する

    スノーボード指導員
    を指導者とし、2名の学習者に対して1名の指導者が指導にあたり、計4名の学習者について3日間のレッスンの様子が全て撮影された。これらの映像について、指導者による各学習段階における言語的な課題の説明と身体的なデモンストレーションを入力とし、また、学習者による発話と各課題に対する試行を出力とし、これらの入出力関係を定性的に記述することにより分析した。結果、各学習段階の入力に対して、出力には、課題を達成するために学習者が多様に動きを探索する局面と、その探索により獲得された動きが安定する局面が観察された。加えて、各学習段階に応じてこれらの2つの局面が繰り返される傾向がみられた。この結果から、熟達化は直線的に進行するのではなく、動きの探索に応じて運動がゆらぐ局面を経て突然に技能が上達するという階段状に熟達化が進行することが示唆された。

  • 佐竹 創平
    大学体育
    2006年 33 巻 1 号 198-199
    発行日: 2006/06/15
    公開日: 2017/07/03
    ジャーナル フリー
  • 川田 裕樹, 水藤 弘吏
    大学体育
    2006年 33 巻 1 号 196-198
    発行日: 2006/06/15
    公開日: 2017/07/03
    ジャーナル フリー
  • 山田 盛朗, 長谷川 悦示, 椿原 徹也
    大学体育スポーツ学研究
    2022年 19 巻 100-114
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/28
    ジャーナル オープンアクセス

    大学体育における冬季集中授業では,従来からスキーが広く行われてきた.近年のスノーボードブームにより,学生のニーズに合わせてスノーボードの集中講義を行う大学が増えてきた.しかし,スノーボードのスポーツとしての歴史は浅く,大学体育のスポーツとしても歴史が浅い.そのため,研究や指導法に関する書籍がほとんどなく,情報が不足しているという問題が指摘されており,スノーボード指導に関する研究が必要であると考えられる.そこで,本研究は,スノーボードの授業におけるアクティブラーニングの導入を目指し,PCM(Project Cycle Management)手法をベースにした授業を設計し,実際の授業内容を分析することを目的とした.PCM手法とは,主に国際協力の分野で活用されているマネジメント手法である.調査対象は,T大学の集中講義(4日間)で,スノーボードを選択した受講生28名と指導者5名であった.受講生は技術レベルに応じて5つのグループに分けられ,各グループ1人の指導者によって指導された.5つのグループの内訳は,中級者2グループ,初級者1グループ,初心者2グループであった.受講生と指導者は全員日々の課題や指導内容を実習日誌に記入した.初級者グループの7人の受講生のみ,筆者の指導を受け,PCMワークショップに参加した.PCMワークショップでは,指導者と一緒に,将来の望ましい状況(目的)と手段を視覚的に整理したロジックツリー(目的ツリー)を作成した.受講生の講習内容に関する認識及び課題に対する意識と,それに対応した指導者の講習計画の観点から,PCMグループと他のグループを比較した.分析の結果,受講生と指導者の授業内容に対する認識の一致率,受講生の課題意識と指導者の授業内容の設計の一致率は,初級者(PCM)グループで有意に高いことがわかった.このことから,PCMワークショップは,指導者と受講生の間のギャップを解消するのに有効であることが示唆された.しかし,受講生による課題の発見については,有意な差はなかった.したがって,スノーボード技術・知識の習得(内化)促進,ワークショップの効果的・効率的な実施方法,実習日誌の活用等に改善の余地があると考えられる.

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