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クエリ検索: "チョイス@病気になったとき"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 森嶋 直人
    日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報
    2025年 128 巻 2 号 106-112
    発行日: 2025/02/20
    公開日: 2025/03/04
    ジャーナル フリー

     末梢性顔面神経麻痺は一般的に予後良好な疾患であるが, 全体の2割程度に Bell 麻痺の重症例や Hunt 症候群などの予後不良例が存在する. これらの予後不良例にはリハビリテーション治療が行われるが, 2011年の顔面神経麻痺診療の手引きでは, 行うよう考慮しても良いが十分な科学的根拠はないとされていた. 一方, 2023年に改訂された顔面神経麻痺診療ガイドライン2023年度版では, ガイドライン作成の際に行われたメタアナリシスで, リハビリテーションの介入が非治癒を減らすこと, Sunnybrook 法の複合点を増加させることがエビデンスとして取り入れられた. これを受けてガイドラインでは「末梢性顔面神経麻痺 (Bell 麻痺, Hunt 症候群, 外傷性麻痺) 患者に対し, リハビリテーション治療を行うことを弱く推奨する」ことが新たに提言された. 本稿ではガイドラインに基づき, 末梢性顔面神経麻痺のリハビリテーション治療の実施方法を急性期, 回復期・生活期に分けて手技別に述べるとともに, 実施を担う人材の育成状況についても触れることとする.

  • 宇治橋 祐之
    放送研究と調査
    2019年 69 巻 12 号 20-43
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/01/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    開局60年を迎えた教育テレビの番組の変遷をグループ分けして網羅的に見ていく「シリーズ 教育テレビ60年」。3回目は「青少年向け番組」「文化・教養番組」「芸術・芸能番組」「産業・経済番組」「科学・健康番組」「高齢者向け・福祉番組」「報道番組・その他の番組」の7グループをみていく。「青少年向け番組」は、「幼児向け番組」とともに、1980年代までは総合テレビでの放送が中心であったが、90年代にゾーン編成が取り入れられた後に 番組数を増やしていった。「文化・教養番組」は、『日曜美術館』や『こころの時間』などの長年続く番組に加えて、「教育教養講座」のシリーズ番組が終了した2010年代以後、多種多様な番組を放送している。「芸術・芸能番組」「産業・経済番組」「科学・健康番組」は開局当初から、総合テレビとは異なるタイプの番組が放送されてきた。そして90年代以後、高齢化社会を迎えるとともに、福祉や多様性が日本社会全体の大きな課題となる中、番組数・放送時間を増やしてきたのが「高齢者向け・福祉番組」である。また教育テレビならではの「報道番組・その他の番組」も時代に対応して放送してきた。それぞれのグループの番組の変遷をみるとともに、シリーズのまとめとして、教育テレビに特徴的な番組と編成、ウェブなどへの展開について整理をして、今後の生涯学習社会に果たす役割を考える。
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