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クエリ検索: "ドリームステーション"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 安達 厚子, 亀山 良亘, 安藤 幸吉, 山内 正憲
    日本集中治療医学会雑誌
    2023年 30 巻 1 号 30-31
    発行日: 2023/01/01
    公開日: 2023/01/01
    ジャーナル フリー
  • 渡部 良雄, 横江 琢也, 相良 博典
    日本内科学会雑誌
    2020年 109 巻 6 号 1073-1081
    発行日: 2020/06/10
    公開日: 2021/06/10
    ジャーナル フリー

    閉塞性睡眠時無呼吸は,脳心血管系疾患のリスクが高く,持続陽圧呼吸療法が標準的な治療法である.各種報告による治療効果を認めるためには,治療の継続と良好なアドヒアランスが重要であるが,治療継続率は5~8割程度,アドヒアランス良好な患者は4割程度と低い状態であり,40年以上の経過で進歩した機器の適切な使用と,アドヒアランス悪化に関連する各種問題への対応が必要である.

  • 村橋 麻由美
    日本重症心身障害学会誌
    2019年 44 巻 2 号 421
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/10/30
    ジャーナル フリー
    はじめに 重症心身障害児(者)では異常肢位、下顎後退、舌根沈下、喉頭軟化症など閉塞性睡眠時無呼吸を抱えている事が多い。今回、CPAP適応と判断された症例でマスクの装着困難が発生した。ピロー型ネーザルマスクの使用でCPAPの安定的な使用が可能になったので報告する。 症例 A氏 42歳 脳性麻痺 意思疎通困難 下顎後退があり頭部頸部は全く動かない。側臥位による気道確保を試みたが効果得られずCPAP導入となった。 B氏 50歳 脳性麻痺 意思疎通可能 扁平胸郭と下顎後退が顕著。激しい首振りあり。側臥位は保持困難。仰臥位では下顎後退と舌根沈下で覚醒時にも低酸素状態が生じCPAP導入となった。 使用機材 使用機種:
    ドリームステーション
    マスク:ドリームウェア ネーザルマスク ピロータイプ モード:Auto-CPAP 結果 A氏はマスクを掴んで外す、噛み千切ることが頻発した。ピロー型ネーザルマスクを使用した結果、拒否行動がなくなり、常に着用できるようになった。B氏は拒否行動が著しく最初からピロー型ネーザルマスクを使用。家族面会時に装着練習を開始し約二週間で、夜間5〜7時間の連続装着が可能となった。 考察 重症心身障害児(者)は精神遅滞で理解力は乏しく、未経験の人工呼吸器用マスクとCPAPの導入で拒否行動が出現する事は予測されており実際にマスクの破壊が連続した。フルフェイスマスク、鼻マスクなどは気密性も効果も高いが精神遅滞がある場合、受け入れ困難である。ピロー型ネーザルマスクは他のマスクに比べ、拘束感が少なくマスクと蛇腹が視界に入らない等、緊張、拒否行動を誘発する因子が少ない点が導入の成功に関与したと考えられる。 結論 ・閉塞性睡眠時無呼吸の重症心身障害者2名にCPAP導入を行った。 ・フルフェイスマスク、鼻マスクは外す、破壊する等で装着が困難であった。 ・ピロー型ネーザルマスクを使用することで導入に成功した。 申告すべきCOIはない。
  • 井上 浩子, 大関 久美, 長谷川 摂理, 田中 修一, 三浦 清邦
    日本重症心身障害学会誌
    2019年 44 巻 2 号 421
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/10/30
    ジャーナル フリー
    はじめに 気管切開後にカニューレや体調の管理に難渋する事をしばしば経験する。今回、我々は気管切開管理において、複数の対策を講じ、症状が著明に安定した重症心身障害の一例を経験したので報告する。 症例 症例は周産期脳障害に伴う脳性麻痺、重度知的障害の28歳男性。(大島の分類1、横地分類A1)。6歳まで経口で食事摂取してきたが、誤嚥性肺炎を繰り返すようになり、経管栄養を要する状態となった。17歳時、呼吸障害の進行に伴い気管切開術を受け、気管カニューレ管理が開始となった。 入所時(26歳)から筋緊張亢進症状が強く、筋緊張緩和薬を調整したが効果は不十分であった。頻回の用手換気を要する気道閉塞症状、繰り返す気道感染症状の管理に苦慮していた。気道の扁平化を認め、難治性気管肉芽があり、気管カニューレ先端が腕頭動脈に干渉していた。27歳時に予防的腕頭動脈切離術が施行され、気道閉塞症状や気管肉芽は軽減したが、筋緊張亢進症状は続き十分ではなかった。気管切開カニューレ留置がストレスの原因と考え、カニューレフリーの管理を試みたところ、筋緊張亢進症状は著明に軽減され、気道閉塞症状、気管肉芽もいずれも改善した。加湿対策として気管孔を酸素マスクに人工鼻を装着したもので覆うこと、定期吸入を施行したが、痰の粘調度増加から排痰困難となり、気道感染症を発症した。そこで、バギング吸入(ネブライザーを小児用バギング用酸素マスクと蘇生バッグの間に接続し、マスクで気管孔を覆いながら用手換気する方法)を取り入れることとした。その結果、気道分泌物の粘調度は減少し、排痰が十分行えるようになり、気道感染症の罹患もなくなった。 考察 本症例では気管カニューレの留置が強い刺激となり筋緊張が高まり、気管切開管理を困難にさせていた。カニューレフリーによる気管への負担緩和、バギング吸入による加圧・加湿対策が有効であった。 申告すべきCOIはない。
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