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クエリ検索: "ヌマガレイ属"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • / 袋谷 賢吉, KENKICHI FUKUROTANI
    日本水産学会誌
    2003年 69 巻 5 号 763-769,853
    発行日: 2003/09/15
    公開日: 2008/02/01
    ジャーナル フリー
    ヒラメの明順応網膜における1相性および2相性S電位応答のスペクトル相対感度特性を測定し,緑錐体および青錐体のスペクトル吸収特性並びに感度特性と比較した。また,S電位の応答潜時を調べた結果,1相性および2相性S電位の過分極応答の潜時に比べ,2相性S電位の脱分極応答の潜時の方が長かった。さらに,網膜組織を調べ,ヒラメの錐体モザイクは正方型で付加錐体がないことが分かった。以上の結果を基に,ヒラメの錐体視物質および錐体と水平細胞の神経回路について考察した。
  • 小宮 孟, Mio Katayama Owens, 濵田 信吾, 羽生 淳子
    Anthropological Science (Japanese Series)
    2019年 127 巻 1 号 1-13
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/26
    [早期公開] 公開日: 2019/03/08
    ジャーナル フリー

    遺跡の魚類構成は先史漁撈研究の基礎データの一つであり,その信頼性はサンプリングと同定の精度に関わっている。魚類遺存体の同定には頭骨を構成する顎骨などが多用されるが,調理され食べられた魚の骨は原形を失っており,日本近海だけでも約4,000種に及ぶ魚種を考古学者が正しく同定するのは困難と思われる。一方,脊椎骨の椎体は遺跡堆積物中でも保存状態が良好であるにもかかわらず,これまで種同定に不向きだと考えられ,ほとんど研究利用されてこなかった。しかし,近年の魚類解剖の成果を応用すれば考古学者でも椎体を使った同定が可能と思われる。そこで今回は,青森県三内丸山遺跡の堆積物サンプル(縄文時代前期中葉)合計約71,400 gから水洗分離した魚類椎体約1,400点を同定した。その結果,全体の約83%は4 mmメッシュを通過する小形椎体が占め,若齢のニシンやサバなどが多く含まれることが判明した。このことから,この遺跡の漁撈の特徴の一つは特定の種類の小形魚の大量漁獲にあると考えられる。

  • 江草 周三
    魚病研究
    1986年 21 巻 4 号 261-274
    発行日: 1986/12/15
    公開日: 2011/01/05
    ジャーナル フリー
     粘液胞子虫の多殻類(目)の分類体系を略述し, 既知の Trilosporidae 科の2属4種, Kudoidae 科の1属32種, Pentacapsulidae 科の1属3種, Hexacapsulidae 科の1属1種について要点を述べ, 各種の胞子の図を掲げた。種不明の寄生例も紹介した。多殻類は疑わしい1例を除き海水魚(内1種は汽水魚)寄生であることが注目される。大部分は筋肉寄生であるが, 脳, 鰓その他の器官寄生種もある。ジェリーミートなどを起こし, 魚の食品価値を損なうものがあるが, 病原体として問題となるものは少ない。
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