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2件中 1-2の結果を表示しています
  • 埼玉県三郷市を中心的な事例として
    藤垣 洋平, 高見 淳史, 大森 宣暁, 原田 昇
    都市計画論文集
    2012年 47 巻 3 号 337-342
    発行日: 2012/10/25
    公開日: 2012/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では、商業施設が路線バスに協力する形態について、送迎バスの機能を路線バスが代替している点に着目して、協力する商業施設の損益と、協力に伴うバスの採算性と需要変動について分析を行なった。まず商業施設側の損益に関わる項目を整理し、実際に三郷市の事例に適用した。その結果、商業施設側にとっても送迎バスを独自に運行するよりも路線バスに協力する方が得になる可能性が高いことが示唆された。続いて、協力により成立するサービスと需要の関係について、独自の調査結果を用いて三郷市の事例で分析を行なった。その結果、現在のサービスは協力関係があってこそ成り立つものであり、協力なしでは実現できない高いサービスが提供できるため買物客以外の利用も大きく増えることが分かった。最後に、ゲーム理論の枠組みで、商業施設が従業員送迎を出すか否かと、バス事業者が低頻度で運行するか高頻度で運行するかの選択を分析した。その結果、協力関係が双方にとって望ましいにも関わらず協力が難しい囚人のジレンマ構造かそれに近い構造になるとみられ、三郷市で協力が可能になった要因として市のコーディネートなどを考察した。
  • 青森県八戸市中心市街地を事例として
    石川 宏之
    都市計画論文集
    2009年 44.3 巻 193-198
    発行日: 2009/10/25
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では、地方都市中心市街地において来街者の回遊行動と小規模賃貸店舗の展開との視点から街路特性と店舗特性を捉え、歩行者通行量を増加させる条件と新規経営者の出店を促進させる条件について明らかにすることを目的とする。八戸市中心市街地を事例として店舗分布と来街者の回遊行動との関係性、小規模賃貸店舗の新規経営者の属性や出店理由・問題点を考察する。平日昼間の歩行者の追跡調査と、小規模賃貸店舗に対するアンケート調査・聴き取り調査を行ない、結果は以下の通りである。中心市街地の歩行者を増加させるには、店舗数を増やしある程度ひしめき合わせ、来街者をゆっくり歩かせて、中心市街地の回遊性を高めることが必要である。新規経営者の出店を促進させる条件は、賃貸料を補助する制度を設けて異業種の新規店舗を誘致し、客層に合った街並みを創ることが必要である。
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