教員になるとレッスンを受ける機会は殆どなく受けようとも思わないものだ。しかしこの度2019 年10 月に
ピアノ協奏曲
やピアノソロリサイタルが10 日間隔で行うことととなり、新しく学び始めた曲が殆どだった為充分に研究時間を費やしたが、進捗が見られず悩んだ。その時、恩師であり現在も機会がある毎にレッスンを受講しているアルニム教授が行っているザルツブルグ講習会へ海外短期研修助成金を受けて渡航した。また同時に開催されていたアレクサンダーテクニック講座も受講した。そこで得た知識や技術により、演奏に対する認識が変わり、帰国後驚くほどの成果を感じた。また同時にライプツィヒなど授業内で教えている街を実際に訪問する事により、授業に役立つ沢山の経験や知識を得る事ができ、資料も数多く収集できた。この報告書ではその詳細を記載した。
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