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クエリ検索: "ファジ丸"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • ファジアーノ岡山を事例として
    谷本 翔平, 氏原 岳人
    都市計画論文集
    2019年 54 巻 3 号 1253-1259
    発行日: 2019/10/25
    公開日: 2019/11/06
    ジャーナル オープンアクセス

    本報告では、スポーツ観戦者に対するMM(Mobility Management)として、Jリーグのファジアーノ岡山の試合観戦者を対象として、自家用車から徒歩や自転車、公共交通などに行動変容させるための複合的な施策を提案し、実施した。その結果、2017年(初年度)は自家用車来場者かつMMに関する本プロジェクトを認知している試合観戦者のうちの10%(全自家用車来場者の7%)が自家用車以外の手段に転換した。転換者の属性は、30代~40代が多く、サポーター歴が長いこと、単独での観戦者である傾向があった。また、手段転換のきっかけとしては「ワンショットTFP」が最も多く挙げられていた。その一方で、二年目には、プロジェクト認知度と手段転換者割合ともに減少しており、継続的な効果につなげるための課題も見えた。

  • 平井 紗夜子, 氏原 岳人
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2021年 77 巻 3 号 219-229
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/20
    ジャーナル フリー

     本研究では,Jリーグファジアーノ岡山の試合観戦者を対象として,ブランディングを用いたMMの効果検証を行った.2019年のアンケート調査によると,79%のサポーターがプロジェクトを知っており,さらにそのうちの92%がプロジェクト名である「ファジウォーカー」を認知していた.また,11%の自家用車利用者が本プロジェクトによって交通手段の転換を行った.転換には「責任感のある」「魅力的な」といったプロジェクトへのポジティブなイメージが関連していることが明らかになった.イメージにはプロジェクト名やデザインを活用した施策の認知が関連しており,特にデザインと言葉によるアプローチを行ったJR・バス広告の寄与が大きいことが示された.

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