ス
ロバ
キアは小国であるが,国内に2か所・計4基の原子炉を稼働させており,さらに2基の原子炉が稼働・完成間近である(2022年4月現在)。新規原子炉が稼働を開始すれば,ス
ロバ
キアの総発電に占める原子力発電の割合は世界第1位の70%にまで引き上げられる見込みである。ス
ロバ
キアは,核燃料製造の100%をロシアに依存しているが,ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー安全保障の大転換を否応無しに迫られており,核燃料を含むエネルギーのロシア依存脱却に向けた動きが今後の大きな焦点となる。
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