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クエリ検索: "一夫多妻制"
336件中 1-20の結果を表示しています
  • 飯田 順三
    法社会学
    1993年 1993 巻 45 号 215-218,324
    発行日: 1993/04/30
    公開日: 2009/01/15
    ジャーナル フリー
    In the late 19th century, Thailand's effort to modrenize its legal system produced a controversy over traditional marriage law institution, ie. polygamy. A French legislative adviser to the Thai government at that time, George Padoux, left a memorandum on the legal aspect of the question of substitution of monogamy to polygamy. The document shows that Padoux and other French advisers insisted on polygamy, respecting Thai traditional legal custom. On the other hand, Tokichi Masao, a Yale Doctor of Civil Law, was against polygamy, saying that Thai custom should be changed by legislation because most civilized nations including Japan had already adopted monogamy. The final decision was left before the King of Thailand. The King, though inclining toward monogamy, made a judgement: introduction of monogamy to Thai modern family law should be put off for the time being.
    Twenty years later, in 1935, Thai monogamy was declared in its modern family law. It should be mentioned that Thai family law, since Thai pre-modern period, refused a notion of illegitimate child. Padoux had a same conclusion. Present Thai family law provides that a child born of a woman who is not married to a man is deemed to be the legitimate child of such woman.
  • 母袋 卓也
    山階鳥類研究所研究報告
    1973年 7 巻 1 号 87-103
    発行日: 1973/06/30
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    1.本報は雄の囀り行動と巣づくり行動からセッカCisticola juncidisの一夫多妻について,1967年の二時間観察(8時~10時)の資料を中心に述べたものである。調査地は長野県埴科郡坂城町の千曲川河原の中洲(河川敷)である。
    2.セッカの繁殖期の雄の主要な行動は囀りと巣づくりである。
    3.セッカの囀りは飛翔しながらの空中囀りと樹上囀りに分けられる。囀り回数•囀り時間とも空中囀りの方が多い。
    4.セッカは繁殖期(4月上旬~9月中旬)を通して囀りがみられ,囀り回数•囀り時間の平均は1時間あたり12.9回,12分37秒であった。
    5.セッカの巣づくりは雄が外装を雌が内装をつくる。1967年のある雄は一繁殖期間に20巣の巣をつくった。そのうち雌の使用した巣数は8巣であった。セッカの雄は一般に雌が使用する多くの巣をつくる。
    6.巣づくりは4月25日~9月11日までの観察を行なった78日のうち66日(84.6%)でみられた。1巣をつくるのに要する日数は平均6.6日である。
    7.雄は雌の使用しない巣は放棄するがその巣をこわして新しい巣づくりのときに用いることがあった。
  • *小林 憲太, 高木 悦郎
    日本森林学会大会発表データベース
    2020年 131 巻 L2
    発行日: 2020/05/25
    公開日: 2020/07/27
    会議録・要旨集 フリー

    トドマツノキクイムシ(以下、トドキクイ)は、北海道~九州、朝鮮半島、シベリアにおいて、モミ属を加害する樹皮下キクイムシである。近年、シベリアモミ天然林において被害が拡大している。これまでトドキクイの坑道内性比は、坑道の形状から、一夫多妻と考えられてきた。しかし近年、シベリアモミにおける室内実験で、一夫一妻であると報告された。また、日本に生息する5種のモミ属における坑道内性比は明らかになっていない。そこで、野外におけるトドキクイの坑道内性比を明らかにするために、2019年5月、本州に自生するモミ属4種(モミ、ウラジロモミ、シラビソ、オオシラビソ)の丸太を本州中部山岳地域に、北海道に自生するモミ属1種(トドマツ)の丸太を北海道に設置した。同年7月に樹皮を剥ぎ、坑道内の雌雄を計数した。全297個の坑道のうち、2頭以上の雄がいる坑道は存在せず、雌が1頭存在した坑道は212個、2頭存在した坑道は6個であった。このことから、坑道内における

    一夫多妻制
    の頻度はとても低い(2.0%)ことが明らかになった。また、雌雄片方もしくは両方とも存在しない坑道があったことから、成虫が坑道から脱出して再寄生する可能性が示唆された。

  • 古林 祐二
    法制史研究
    1961年 1961 巻 11 号 265-266
    発行日: 1961/03/30
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 濱尾 章二
    日本鳥学会誌
    1992年 40 巻 2 号 51-65
    発行日: 1992/02/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    1) 1990,91年の繁殖期に新潟県妙高高原において,190個体(うち成鳥80個体)のウグイスを個体識別して,婚姻形態の解明を目的とした調査を行った.
    2) 1991年,118haのセンサス調査区では,踏査の際10-14個体(x=11.7,n=9)のなわばり雄が確認された.同調査区ではシーズン全体で35個体のなわばり雄が確認された,なわばり雄の交代は頻繁に起こっており,なわばりは短期間しか維持されなかった.
    3) 他のなわばりにさえずることなく侵入する雄が見られた.詳細に調査した1なわばりでは,20例の侵入が確認され,このうち15例が放浪雄によるものであった.
    4) 雄のなわばり内で同時期に複数の巣が発見されることがあり,精密に調査した1なわばりでは,1シーズンに6ないし7雌によって7巣が営まれた.
    5) 造巣,抱卵,育雛はすべて雌のみによって行われ,捕食者に対するモビング,巣外育雛を含め,雄は一切の子の世話を行わなかった.
    6) 捕食によるものと推定される繁殖失敗が多かった,第2繁殖を含めて,雌は再繁殖の際に雄のなわばりを変える傾向があった.
    7) 詳細に調査した1なわばりでは21個体の雌が確認され,雄にとってどの時期でも配偶可能な雌が供給されやすい環境であることが示された.
    8) 営巣雌の行動範囲は雄のなわばりに比べてかなり狭く,結果的に雌がなわばり外で行動することは少ないものと考えられた.また,同一なわばりに営巣した雌間の行動圏は重複しており,排他的な行動は見られなかった.
    9) なわばり雄と営巣雌間には,求愛以外に接点が観察されなかった.雄のさえずり頻度にも営巣雌のステージと対応した変化は見られず,雌に対する雄の追尾行動も観察されなかった.
    10) これらのことから,ウグイスは番い関係がきわめて希薄な一夫多妻の婚姻形態をもつものと考えられた.
  • 小林 桂助
    山階鳥類研究所研究報告
    1983年 15 巻 1 号 72-86
    発行日: 1983/03/31
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    1.調査地域は兵庫県社町の農耕地である。隣接して散在する灌漑用水池を巡る堤防と法面,並びに1部休耕田を含む3haを調査の対象とした。
    2.1979年には34回,1980年には35回の調査を行ったが,セッカの初鳴は4月中旬であり以後急激に数を増し,8月中旬までの間には多くの巣を見る事が出来る。9月中旬には停鳴期に入り,大多数のものは越冬地に渡去し,冬期滞留するものは極めて僅かとなる。
    3.調査した巣は1979年には40個,1980年には52個である。両年度を通じ5月,6月にはそれぞれ25巣,7月24巣,8月には18巣を記録した。セッカは4月下旬から営巣にかかり,8月になると新規に営巣されるものは急激に減る。
    4.繁殖期♂は長時間に亘り上空を飛行するが,♀は主としてくさむらの間を潜行する。野外に於ける♂♀の識別はなき声以外には容易でない。繁殖期の♂は頭上がパステル褐色であるが,♀の頭上は黒色で不鮮明な黄褐色の縦斑がある。♂が低木に止って鳴く時は口腔内は漆黒であるが,♀は黄色である。
    5.♂は複数の外装のみの巣を作り,番が形成されると♂♀共同でチガヤやススキの花穂を運んで内部の産座を作る。初卵産卵後も巣の補修は行なわれるが,1巣分の卵が産み揃うまでに巣は完成して♀は抱卵にかかる。ほぼ10日後に雛が孵化すると♂♀共同で育雛にあたる。調査した巣はいずれも一夫一妻であった。
    6.営巣草本は両年度共95%以上がチガヤとススキである。5月中は64%がススキに営巣されるが.6月,7月と徐々に減り8月には11%になった。一方チガヤに営巣されるものは5月には28%であったが徐々に増し,8月には80%以上がチガヤに営巣された。5月にはススキの草丈は短かいが,生長するに従い営巣するものが少なくなる。チガヤは5月ではセッカの営巣には草丈が短かすぎるが,生長するに従い営巣するものが多くなる。
    7.90巣につき地上から巣底までの高さを計測したが,営巣した草本が生長するのに従い巣の位置は高くなる。ススキは生長が早く,20日間に巣の位置が23cm高くなったものがある。チガヤはススキ程生長が早くないので,雛の巣立時でも構巣時とあまり変らない。90巣の地上高は20cmから30cmのものが26巣と最も多く,10cm以下のもの50cm以上のものがそれぞれ7巣で最も少なかった。ほぼ70%が10cmから40cmの間に集中している。営巣初期の5月中は一般に巣の位置は低いが,8月には草丈の生長につれ高くなり,20cm以下の巣は全く見られなかった。
    8.♂が外装のみを作った巣のうち,番が形成され巣として利用されたものは55.7%であった。巣は葉の縁に嘴であけたと思われる小さな穴にクモの糸を通して葉を綴り合せるが,糸のぬけるのを防ぐため一端は糸がこぶ状になっている。葉のすき間や巣底,側面にはチガヤの花穂を多量に使用するが,巣材としてはほかにチガヤとススキの枯細根,加工綿,スゲ,ネザサの枯葉などであった。
    巣は長楕円形で上部に入口がある。巣高はほぼ18.3cm外側直径7.5cmで入口は6~7cm×3~4cmであり,雛が成長して親鳥の出入が頻繁になると入口は拡大され巣はつぼ型となる。
    9.1腹の卵数は4卵から7卵であるが,大多数は5卵と6卵で,平均5.7卵である。
    10.調査地域で測定した新鮮な26卵の平均重量は1.24gで偏差は極めて微小であり,長径平均16.0mm,短径11.7mmであった。地色は白色のものと淡青色のものと2型あり,いずれも褐色微小斑が散布している。
    11.11例によると抱卵日数は10日~12日,孵化後巣立までに11日~12日を要した。
    12.セッカは第1回目の繁殖に成功した時でも2回目の繁殖を行うが,外敵により失敗に終ると,3回目の繁殖を試みるがこれも成功せぬとその年の繁殖は断念する。
    13.繁殖用の巣として利用されたものは♂の作った巣型のうち60%であるが,そのうち巣立に成功した巣は42.6%だけである。巣立不成功の原因は主として外敵によるものであり,38.7%はネズミ類による被害,32.4%はヘビによるものであった。
    14.産卵された卵は249個であり,雛が巣立に成功したのは49.4%であった。1腹の卵数は平均5.7個であるから,年2回繁殖すると11.4羽が生産されることになる。所が巣立成功率は49.4%であるから平均1番から5羽が巣立することになる。巣立後事故によって死ぬものも多いが,この様な繁殖成功率を繰り返し,種族の維持が保たれている。
  • 松本 暉男
    法制史研究
    1958年 1958 巻 8 号 303-304
    発行日: 1958/03/30
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 田中 茂樹
    法社会学
    1997年 1997 巻 49 号 183-187,248
    発行日: 1997/03/30
    公開日: 2009/01/15
    ジャーナル フリー
    The most popular type of matrimonial residence in the old Japan is doulocal marriage which we can know through "Diary Kagero" written at the end of 10th century by Lady Fujiwara.
    Wife lives together with her mother, children, sisters and brothers. Husband visits his wife only in the night. children belong to mother's clan.
    In this paper I will, first examine sone taboos in the doulocal marriage; for example that father and sons can not live together in the same house, while father and daughter can live together. I should suppose that the relation between mother and children is much stabler than the relation between father and children.
    Second, I would suggest the doulocal or matrilocal marriage in a system to exchange men between matrilineal clans.
    Third, I would also consider when and why doulocal marriage changes into neolocal or patrilocal marriage.
  • ―『女性の隷従』の思想史的一源泉―
    山尾 忠弘
    イギリス哲学研究
    2018年 41 巻 33-51
    発行日: 2018/03/20
    公開日: 2021/04/16
    ジャーナル フリー

    This paper studies early Mill's thought on civilization and women especially focusing on his essays “Modern French Historical Works” and “On Marriage”. By focusing on these articles, it is argued that the Scottish historian and philosopher John Millar had profound influence upon early Mill's idea on marital relationship and chivalry. As a result, it will be shown that though Mill learned much from Millar's works, he finally reached the conclusion beyond what Millar had, and said that “for a long time the indissolubility of marriage acted powerfully to elevate the social position of women” but “[t]hat step is now complete”.

  • 1.干拓地内の分布と繁殖生態の概要
    西出 隆
    山階鳥類研究所研究報告
    1975年 7 巻 6 号 681-696
    発行日: 1975/12/31
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    1.秋田県八郎潟干拓地で繁殖するオオセッカ(Megalurus pryeri)の分布と環境および繁殖期の生活を明らかにするため1973年と1974年,6月から9月にかけて調査を行った。
    2.現在八郎潟干拓地の造成耕地は2,340haあり,ヨシの生育範囲は1973年では未利用地の62.6%,1974年では11.7%と急激に減少している。
    3.オオセッカは八郎潟干拓地では干拓地の西半分に集中して分布している。その数は雄のみで,1973年には29羽,1974年53羽であった。1974年にヨシの群生地が急激に減少したにもかかわらず,逆にオオセッカはその分布範囲を広げ,密度も増加している。
    4.オオセッカの生息地は,ヨシの群落のなかで,前年の枯ヨシやススキが混在し,下草にはクサヨシ,チガヤ,イ,サンカクイなどが自生する場所である。
    最も密度の高かったのは,干拓地の中央部西寄り約80haの未耕地で,両年とも全観察雄の半数がこの地で認められた。繁殖期の生活についての調査は,主にこの高密度地帯で行った。
    5.発見された巣は,1973年に6巣,1974年に14巣で,巣は1)ヨシのなか(55%),2)ススキの株のなか(25%),3)下草のなか(20%)にあり,その高さは,地上から平均10.5cmの位置につくる傾向がみられた。
    6.巣は,1)巣底より巣材を積みあげた鉢型のタイプ(タイプ1型),2)ウグイスに類似した楕円形の巣(タイプ2型),3)巣の下部には枯草,上部には生草の材料を使った球形の巣(タイプ3型)に類別され,巣はいずれも粗雑な造りである。
    7.産卵は1日1卵産下され,1腹の産卵数は5~6個(平均5.3個),卵の大きさは,16.6×12.4mmであった。
    8.抱卵は最終卵産下後から行われ,抱卵日数は平均11.3日で,孵化率は98.1%と高かった。
    9.育雛には雄も雌も参加するが,給餌回数からみた雌雄の仕事率は,雄23.2%,雌76.8%で,雌の給餌が多く,一定のリズムがあるが,雄は不安定である。
    10.雛1羽当りの給餌回数は平均で,雄0.44回/時,雌が1.54回/時,合計1.98回/時で,雛1羽に対して,1時間当り2回弱の給餌がなされたことになる。巣内育雛日数は平均12.1日である。
    11.雛の排糞回数は給餌回数に対して,49.7%で,1時間当りに親が糞を処理する回数は,おおよそ2回に1回の割りで行われることになる。
    12.餌の種類はメイガ類成虫,コオロギ類仔虫,ササキリ類仔虫,クモ類の順で,そのうちメイガ類成虫が全給餌量の64.3%で最も多かった。
  • 和田 一雄
    哺乳類科学
    1970年 10 巻 2 号 2_147-153
    発行日: 1970年
    公開日: 2008/12/17
    ジャーナル フリー
  • 浦野 栄一郎
    日本鳥学会誌
    1990年 38 巻 3 号 109-118
    発行日: 1990/03/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    一夫多妻の雄と番ったオオヨシキリAcrocephalus arundinaceusの雌同士が,なわばり内でどのように共存しているかについて検討した.調査は1980-87年に石川県河北潟干拓地で行った.一夫多妻第二雌の定着は第一雌の産卵~抱卵期に多くみられ,両雌の産卵開始は平均14.1日ずれていた.新しい雌が定着する時期は,雄が活発にさえずっている時期に対応していた.また第二雌は,なわばり内の第一雌の巣からより離れた所に営巣する傾向があり,平均巣間距離は21.0mだった.定着したばかりの雌と先住雌との間では,争いが頻繁にみられた.雌の定着の時間的ずれは,(i)番い形成•造巣期に雄のさえずりが不活発になることと,(ii)雌同士の反発とによって生じるものと考えられる.雌同士の反発は,第二雌の営巣場所選択にも影響しているであろう.
  • 山根 正気
    哺乳類科学
    1980年 20 巻 2 号 2_1-20
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/10/01
    ジャーナル フリー
  • 高橋 由記
    日本文学
    2016年 65 巻 1 号 80-81
    発行日: 2016/01/10
    公開日: 2021/01/29
    ジャーナル フリー
  • 澤田 典子
    史学雑誌
    1998年 107 巻 10 号 1838-1839
    発行日: 1998/10/20
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
  • 清水 瑞久
    社会学評論
    2003年 54 巻 3 号 250-264
    発行日: 2003/12/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
    本論文は, 明治の社会学者・外山正一をとりあげ, 彼にとっての社会学が何であったのかを考察する.そのために, これまでの社会学説史の中で外山がどのようにイメージされてきたのかを, 主なる2つの潮流をあげて検討する.1つは, 民権運動に対抗して書かれた外山の「民権弁惑」に依拠し, もう1つは, 古代社会を研究して女性の自由を主張する「日本知識道徳史」に依拠する.本論文では, 一見するところ相容れることのない, これら2つの潮流を架橋しようと試みる.その試みのもとに, まず, 外山がその同時代社会における社会学の使命をいかに考えたのかを検討する.次いで, 古代社会に対する外山の眼差しがいかなるものであったのかを省察していく.そこから結論されるのは, 外山は国民を陶冶しようとして, 進化論的な歴史社会学を構想し, そのために同時代社会の中に神話的な物語を導入し, また, 神話世界に同時代社会を読み解いたということである.
  • 金 鍾徳
    日本文学
    2006年 55 巻 5 号 43-54
    発行日: 2006/05/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    古代の
    一夫多妻制
    という婚姻制度は数多くの継母と継子関係を発生させ、人間関係の葛藤を形成する原因となっている。西洋の「シンデレラ」譚に代表される継子譚は貴種流離譚と結合し、登場人物の人間関係をより劇的に描写する物語の主題となる。西洋、中国、韓国、日本の継子譚に失靴事件の有無を調べながら話型の伝承と構造を把握し、平安朝の継母や継子の表現と論理、特に『源氏物語』の継母子関係、継子の流離と恋愛、結婚と復讐の人間関係を探ってみたいと思う。
  • 津田 みわ
    アフリカレポート
    2019年 57 巻 20
    発行日: 2019/02/04
    公開日: 2019/08/03
    ジャーナル フリー HTML
  • 髙田 隼人
    哺乳類科学
    2024年 64 巻 1 号 143-149
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/02/09
    ジャーナル フリー
  • 湯浅 道男
    法社会学
    1980年 1980 巻 32 号 153-172,192
    発行日: 1980/04/10
    公開日: 2009/01/15
    ジャーナル フリー
    The purpose of this essay is to investigate the process related to the modernization of Islamic law. The essay addresses itself mainly to the statutes dealing with the family, an area of law that is regarded by the Islamic states as being the most modern.
    The principal areas are the systems related to polygamy and divorce. I have selected these areas, not because they are urgent problems in the interest of modernizing Islamic law, but because traditional Islamic law has had the greatest influence upon the 'family', which is the core of the moslem communities.
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