詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "三輪裕範"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 茂木 崇
    マス・コミュニケーション研究
    2001年 58 巻 142-153,222
    発行日: 2001/01/31
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    The New York Times has been under the control of the Oches and Sulzbergers since 1896.What all the publishers have in common is their belief that the main mission of the paper is to report the news without fear or favor.But The Times introduced a signed column in 1933 and the Op-Ed page in 1970.We analyze the role of this opinion page and contend that the Op-Ed page is an attempt to adapt to the diversification of American politics and society at its best.
  • 志村 瑠璃
    日本図書館情報学会誌
    2019年 65 巻 4 号 162-180
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/23
    ジャーナル フリー

     本稿では1946 年以降に出版された読書法に関する書籍の分析を通して,規範化されている読書観を類型化するとともに,その経年変化を概観した。分析においては読書目的・読書対象・対象読者の3 項目に着目し,各項目に関する記述に対して帰納的アプローチによる定性的コーディングをおこなった。類型化によって,対象読者は年齢・職業・読者自身の性質による分類がなされていること,読書対象は学問分野やジャンルによる分類の他に出版形式・内容への評価・読者に基づいた分類がなされていることがわかった。読書観の経年変化の検討では,次のことがわかった。読書目的では読書を人生あるいは自己の成長や形成に関わるものとする考えの定着と,教養を得ることから能力を得たり実践したりすることへの変化がみられた。読書対象では文芸の定着と,古典からビジネス書への変化がみられた。対象読者では若者から社会人への変化と,子供や小学生への対象拡大がみられた。

  • 羽田 貴史, 大塚 豊, 安原 義仁
    高等教育研究
    2007年 10 巻 31-49
    発行日: 2007/05/26
    公開日: 2019/05/13
    ジャーナル フリー

     日本の高等教育を対象にした歴史研究は,10年間で約1,000点が公刊され,活況を呈した.新たな資料の発掘や研究体制の構築が進み,自校史教育も発展している.また占領文書の公開など新たな史料群は研究の発展を促進してきた.しかし,高等教育の変動を把握する理論的検討は十分ではなく,学会の活動は実践面に傾斜して,歴史研究とは乖離がある.

     日本におけるアジアを対象にした歴史研究は,高等教育研究全体が急成長しているのに比べ,あまり発展しなかった.特に,前近代の研究成果は乏しい.歴史研究が一般に低調とはいっても,中国国内では際立った発展をとげ,植民地教育に関する研究会などの組織化を背景に,東南アジアの高等教育史や植民地高等教育史,国際教育交流史は比較的発展した.また,アジアからの留学生の研究が増加し,アジア高等教育史の担い手として期待できる.

     欧米においては,欧州全体を視野に入れた比較史研究や社会史的大学史が活況を呈しているが,日本の欧米研究はやや停滞し,溝ができてしまった.新自由主義的な高等教育改革が広がって,歴史研究のような基礎学問への関心が薄れている.実践的な大学教育センターは拡大したが,教育学部の教育史ポストは,削減の対象となっている.高等教育の歴史研究が近視眼的な実践志向によって衰退し始めているとしたら,高等教育の未来も不確かなものでしかない.

  • ─ その構造変化と多様性の源泉を読み解く ─
    青木 幸弘
    マーケティングジャーナル
    2015年 34 巻 4 号 40-68
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2020/05/26
    ジャーナル フリー

    2012年から団塊世代が65歳を超えて前期高齢者となり始めたことで,高齢者市場への関心が再び高まってきているという。しかし,従来の高齢者市場に関する議論は,団塊世代を中心とした特性記述や断片的な事例列挙が多く,必ずしも関連分野における多大な知見を十分に活用したものではなかった。例えば,高齢者市場は異質なセグメントの集合体であるとし,その多様性を指摘する議論は多いが,多様性を分析する視点や枠組が提示されることは少なかった。いま必要なのは,単に高齢者市場の多様性を指摘するだけではなく,その多様性を生み出すメカニズムについての理解,あるいは,分析の視点や枠組の提示であろう。このような問題意識から,本稿では,高齢者市場における構造変化や多様性の源泉を読み解く上での基本的な視点について検討していく。具体的には,ジェロントロジーなどの中核概念でもある「エイジング」(aging)に着目し,それを個人・世代・社会という3つの水準で捉えることによって,高齢者市場における多様性の諸相とそれを生み出すメカニズムを明らかにしていく。

feedback
Top