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クエリ検索: "三重社会保険事務局"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • ―肩関節の解剖学と運動学に基づく運動療法―
    松本 正知, 加藤 明, 岸田 敏嗣, 赤尾 和則, 田中 和彦, 赤羽根 良和, 近藤 哲士
    理学療法学
    2009年 36 巻 2 号 62-69
    発行日: 2009/04/20
    公開日: 2018/08/25
    ジャーナル フリー
    【目的】頸椎症性筋萎縮症の治療法には,早期に手術を推奨する報告や保存療法を第一選択とする報告がある。保存療法による改善例も報告され有効な選択肢と考えられるが,理学療法の報告は少なく十分なエビデンスが確立されていない状況にある。運動療法の報告でも詳細な記載はなく,肩関節の解剖学や運動学に基づく運動療法の報告は見あたらない。これらを考慮した運動療法の導入により,保存療法の成績を向上させる余地があると思われ,その運動療法について検討する。【方法】頸椎症性筋萎縮症と診断または疑われた全症例3名3上肢に,上肢の拘縮を予防し,斜面台を用いた肩甲骨周囲筋の筋力維持により腱板筋群が効率よく働く環境を整え,同時に腱板筋群や三角筋の筋力を維持・強化し上肢の挙上動作の獲得を図る。そして,障害された神経が回復することを期待する。【結果】治療終了時には,全例とも挙上が可能となり,長期成績では日常生活や社会生活に支障なく再発も認めていない。【結論】本法は,手術療法の前に試みられるべき有効な一手段と考えられた。
  • 北澤 健文, 坂巻 弘之, 武藤 孝司
    日本公衆衛生雑誌
    2007年 54 巻 6 号 368-377
    発行日: 2007年
    公開日: 2014/07/03
    ジャーナル フリー
    目的 政府管掌健康保険(以下「政管健保」とする)の被保険者本人を単位とし,生活習慣病予防健康診査結果と診療報酬明細書(レセプト)データを接合したデータセットを用いて健診結果が10年後の医療費に与える影響について検討した。
    方法 三重県の政管健保被保険者本人のうち,平成 5, 10, 15年度のすべての健診を受け,平成15年度に医療費が発生しているものから性,年齢による層化無作為抽出を行い,さらにデータ使用可能であった2,165人を対象とし,平成 5 年度の健診結果と平成15年度の医療費発生状況との関係を分析した。医療費は対数に変換し,リスクとの関係の検討においては性,年齢で補正した共分散分析を実施した。
    結果 健診結果ならびに医療費は性・年齢階層と関係があるが,これらの要因を調整した健診結果と医療費との間の関係では,いずれの検査項目でもリスクあり群はリスクなし群に比べ有意に医療費が高く,リスク数と医療費との関係をみると,リスク数 0 群の5,234点に対し,リスク数 4 群が21,889点と約 4 倍高く,統計学的にも有意であった。
    結論 健診結果と医療費の関係を分析することで,保健指導の対象者や重点対象者の選定に利用可能であることが示された。
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