昨今の国内における人口減少、少子高齢化に伴い、地方地域の衰退が懸念されていることから、岩手県盛岡市は中心市街地活性化基本計画の元、「盛岡らしさ」を活かしたまちづくりを提案および実施している。一方で、盛岡らしさ・魅力について具体的に言及されているものは無い。したがって、本研究の目的を、盛岡市民の視点による「盛岡らしさ」を明示するとし、まちづくりの歴史および、ケヴィン・リンチのイメージマップを参考に、岩手県民を対象に盛岡中心市街地のイメージ調査を実施、盛岡のイメージ形成の要因となる、共通認識されたシンボルや風景等を明らかにした。
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