子どもたちが英語の文字に触れる場合、「アルファベットが識別できる」段階から、「単語が読める」、「文が読める」段階に至るまでには何段階ものステップが必要であると考えられる。ここでは、現在の公立小学校の置かれている条件の中で無理なく実践可能な指導方法として、ボトムアップ・アプローチ(フォニックス・アルファベットなど)とトップダウン・アプローチ(物語の読み聞かせなど)の融合を試み、その融合の手ががりとして、早口ことばやことば探しゲームを取り入れ、first letterをヒントに単語や文を「かたまり」として識別できるよう指導する。その過程で自然に文字に親しみ、「読むこと」の素地が育つことを目指した実践のプログラムを報告する。
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