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クエリ検索: "両崖山"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 峠 嘉哉, Ke Shi, Qin Huang, Chenling Sun
    自然災害科学
    2022年 41 巻 2 号 97-106
    発行日: 2022/08/31
    公開日: 2023/09/29
    ジャーナル フリー
    本論では,日本の大規模林野火災事例である2021年西宮林野火災事例(2月21日出火,焼損面積167ha)を対象として,(1)災害記録として延焼や消火活動の過程を記録する事,(2)焼損度調査から延焼形態を定量的に記録する事を目的とする。本事例の特徴は主に2 点と考えられる。1点目は,降水量・気温・日射量の条件から,元々乾燥度が強い地域で更に乾燥度が強い年にあり,局地風の赤城おろしが23~24日に生じた際に延焼が急激に進み広域化した点。2点目は大規模火災が居住地の近くで生じたため周辺に大きな影響を与えた点である。その消火活動では,人員・機材・消火用水を大規模に確保して進める過程が記録された。焼損度調査では,樹幹火傷の高さを領域内113地点で実施した。ほとんどの樹木で樹幹火傷が低く,乾燥・強風条件下で生じた今回の大規模事例でも延焼形態は地表火で,樹幹火は限定的,樹冠火が生じなかった事が示され,本大規模事例において延焼に寄与した可燃物は林床可燃物と推察された。
  • 神山 隆之, 鈴木 直, 岩月 善之助
    Hattoria
    2013年 4 巻 119-135
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
    From 2008, we surveyed Fissidens in Tochigi-ken, Honshu, Japan. As a result, a total of 43 species, four varieties of Fissidens were listed.
  • 奈良 昌治
    人間ドック (Ningen Dock)
    2012年 27 巻 4 号 675
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/04/01
    ジャーナル フリー
  • 松信 隆
    風力エネルギー
    2016年 40 巻 2 号 316-319
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 剛
    地質調査研究報告
    2022年 73 巻 4 号 143-192
    発行日: 2022/11/01
    公開日: 2022/11/04
    ジャーナル フリー

    足尾山地南西部「桐生及足利」地域には,足尾帯に属するジュラ紀付加体が広く分布する.同地域内のジュラ紀付加体は,黒保根–桐生コンプレックス,大間々コンプレックス,葛生コンプレックス,行道山コンプレックスの各構造層序単元からなる.また,足利市名草周辺では,後期白亜紀の花崗閃緑岩からなる足利岩体が貫入している.本案内書では,付加体の特徴的な岩相や層序が観察できる露頭やルートとして14地点を紹介する.

  • 伊藤 剛
    地質調査研究報告
    2021年 72 巻 4 号 201-285
    発行日: 2021/10/13
    公開日: 2021/10/20
    ジャーナル フリー

    足尾山地には足尾帯に属するジュラ紀付加体が分布する.5万分の1地質図幅「桐生及足利」の調査結果及び周辺地域の先行研究に基づき,足尾帯ジュラ紀付加体の岩相・層序・化石年代・地質構造を総括する.足尾山地のジュラ紀付加体は,黒保根– 桐生コンプレックス・大間々コンプレックス・葛生コンプレックス・行道山コンプレックス(新称)の4つのコンプレックスに区分される.黒保根– 桐生コンプレックスは破断相から整然相を示し,泥岩とチャートを主体とし,珪質粘土岩を含む.また,玄武岩類・炭酸塩岩類・珪質泥岩・砂岩・泥質混在岩を伴う.泥岩に劈開が発達することで特徴づけられる.本コンプレックスは上部と下部に区分される.大間々コンプレックスは破断相から混在相を示し,玄武岩類・チャート・泥岩を主体とし,炭酸塩岩類・珪質泥岩・砂岩・泥質混在岩を伴う.本コンプレックスは上部と下部に区分され,泥質混在岩は上部で卓越する.葛生コンプレックスはユニット1・ユニット2・ユニット3に区分され,ユニット1及びユニット3はチャート・珪質泥岩・泥岩・砂岩泥岩互層・砂岩が順に累重するチャート– 砕屑岩シーケンスの整然相を主体とする.ユニット2は,玄武岩類と炭酸塩岩類からなり,礫岩・珪質泥岩・泥岩を伴う.行道山コンプレックスは混在相を示し,泥質混在岩及びチャートを主体として,珪質泥岩・泥岩・砂岩を伴う.コンプレックス境界として3条の断層を認めた:桐生川断層(黒保根– 桐生コンプレックスと大間々コンプレックスの境界)・閑馬断層(新称:黒保根– 桐生コンプレックスと葛生コンプレックスの境界)・大岩断層(新称:葛生コンプレックスと行道山コンプレックスの境界).地質構造としては,北東– 南西に伸びる軸跡を持つ複数の褶曲(梅田向斜・飛駒背斜・葛生向斜など)によって特徴づけられる.泥岩の放散虫年代に基づくそれぞれのコンプレックスの付加年代については,大間々コンプレックス及び行道山コンプレックスが中期ジュラ紀の中期以降,黒保根– 桐生コンプレックス及び葛生コンプレックスのユニット2が中期ジュラ紀の後期以降,葛生コンプレックスのユニット1及びユニット3が後期ジュラ紀の前期以降である.美濃帯ジュラ紀付加体の地質体と比較すると,黒保根– 桐生コンプレックスは那比コンプレックスや島々コンプレックスに対比可能である.大間々コンプレックスと葛生コンプレックスは,それぞれ舟伏山コンプレックス・白骨コンプレックスと上麻生コンプレックス・沢渡コンプレックスに対比できる.行道山コンプレックスについては,ペルム系チャートを含む点などでは久瀬コンプレックスと類似する.しかし久瀬コンプレックスが玄武岩類や炭酸塩岩類を含むのに対し,行道山コンプレックスはこれらを欠く.

  • 人文地理
    2018年 70 巻 1 号 136-192
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/04/02
    ジャーナル フリー
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