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クエリ検索: "伊東佐知子"
11件中 1-11の結果を表示しています
  • 上田 安代, 松中 成浩
    皮膚
    1993年 35 巻 1 号 59-62
    発行日: 1993年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    32歳, 家婦。左下腹部有痛性硬結で外科医にて穿刺や抗生物質投与後も軽快せず。9日後左側腹部への線状紅斑として当科を受診。左腸骨稜上に9.5cmの線状紅斑があり, 腰部への進行先端部に圧痛を認める。進行方向への先端移動距離は約15cm。進行先端部の生検組織真皮内に毛髪を認め, 鑷子で同部から毛を探しあて5.5cmの毛髪を抜去。1週間後には紅斑は消退。ビデオマクロスコープ ® による観察下で毛髪皮内進行先端は, 滝野らの報告と同様に毛根側であり, 毛小皮の形態より恥毛であることを確認した。
  • Giant section における病理組織所見とそれに対応する尿細胞診所見
    関根 英明
    日本泌尿器科学会雑誌
    1989年 80 巻 4 号 545-554
    発行日: 1989/04/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    膀胱癌全摘症例31例について, 膀胱全摘標本の大割切片 (Giant section) を作製し, 非腫瘍部粘膜にみられる dysplasia に関する病理組織学的所見と, 術前尿細胞診における dysplastic cell について検討した.
    正常移行上皮と膀胱上皮内癌の中間的形態異型を呈するものを dysplasia と定義し, その程度を, 細胞異型, 表層への細胞分化および細胞極性の3点から, slight dysplasia と severe dysplasia の2つに分けた. さらに構成細胞の細胞質の特徴から clear cell type と compact cell type の2つに分け, dysplasia を合計4群に分類した. compact cell slight dysplasia は検索した全ての例に認められたが, compact cell severe dysplasia は上皮内癌同様 low grade 腫瘍とは全く共存せず, high grade 腫瘍と高頻度に共存した. clear cell dysplasia は slight および severe ともに high grade 腫瘍と共存する頻度が比較的高かった. 核異型の程度から severe dysplasia は, いわゆる grade 2上皮内癌に相当すると思われ, high grade 腫瘍の発生に関与するものと考えられた. さらに, これら4群の dysplasia に対応する尿中のdysplastic cell の尿細胞診陽性率は各々70%以上であり, 尿細胞診は膀胱腫瘍のみならず, その周辺に共存する dysplasia 病変をも十分に反映し得ると考えられた.
  • 第1報膀胱腫瘍の新しい細胞診判定基準と組織学的背景
    福井 巖, 横川 正之, 大和田 文雄, 五十嵐 一真, 当真 嗣裕, 関根 英明, 山田 拓己, 青木 望, 伊東 佐知子, 山田 喬
    日本臨床細胞学会雑誌
    1985年 24 巻 2 号 144-149
    発行日: 1985年
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    1976年より1983年の8年間における膀胱腫瘍212例について尿細胞診と病理組織像との比較検討を行った.尿細胞診の判定基準としては核異型の程度, 剥離細胞の出現様式および大型悪性細胞の有無などを考慮にいれ, パパニコラウの診断基準に修正を加え新しい分類を作製した.クラスIII, IV, Vにはそれぞれaとbの亜分類を設けた.
    細胞診の分類が高くなるほど悪性度の高い腫瘍の比率が増加した (P<0.005).核異型が軽度ないし中等度で, 主として細胞集団で剥離した移行上皮細胞をみるときクラスIIIとしたが, IIIa (軽度の核異型) とIIIb (中等度の核異型) の間に組織学的背景に差はなく, いずれもgrade1と2の乳頭状腫瘍が多くを占めた.小型悪性細胞のみをみるときクラスIVとしたが, その散在性の剥離細胞 (IVb) は集団状の剥離細胞 (IVa) に比し有意にhigh gradeの癌 (grade3乳頭状癌, CIS, 浸潤癌) の比率が高かった (P<0.01).大型悪性細胞をみるときをクラスVとしたが, 大型悪性細胞が少数 (Va) と多数 (Vb) ではVbに有意に深部浸潤癌の頻度が高かった (P=0.05).このように新しい細胞診の判定基準は膀胱腫瘍の病理組織学的背景の推測に有用であった.
  • 北原 聡史, 福井 巌, 関根 英明, 山田 拓己, 野呂 彰, 横川 正之, 大島 博幸, 根岸 壮治, 細田 和成, 河合 恒雄, 鷲塚 誠, 酒井 邦彦, 斉藤 隆, 大和田 文雄, 田利 清信, 石渡 大介, 岡 薫, 皿田 敏明
    日本泌尿器科學會雑誌
    1987年 78 巻 11 号 1965-1971
    発行日: 1987/11/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    1960年から1982年の間に経験した膀胱腫瘍1,120例のうち表在性乳頭状移行上皮癌 (Ta-T1) 678例 (60.5%) について, 生存率を中心に予後に関する因子を検討した. 乳頭状腫瘍に上皮内癌(carcinoma in situ) を伴っているものは対象に含めたが, 原発性上皮内癌例は除外した.
    grade (G) 別の実測生存率は, G0-G1 (298例) では腫瘍の臨床病理所見や宿主側の因子とは関係なく, 5年90%, 10年85%と極めて良好であった. G2 (284例) の5年生存率は80%と良好であるにもかかわらず5年以降にも漸次低下し, 10年では59%となった. これに対し, G3 (79例) の5年生存率は60%と低いが, それ以降は低下せず, 5年が生存率の臨界期になると考えられた. さらに, grade が高くなるに伴い5年実測生存率の低下することは統計学的にも有意であった.
    腫瘍の大きさおよび男女間での生存率ではどの grade においても統計的に有意差はなかった. しかし, G2においては腫瘍多発例が単発例に対して, また, G3において初診時年齢60歳以上が, 59歳以下に対して, それぞれ5年生存率が有意に低かった. 一方, 患者の初診時年齢が高くなるに従い, また初診時期が近年になるに従い high grade の腫瘍が増加しており, 診断および治療面における今後の問題を示唆していた.
  • 後藤 修一
    日本泌尿器科學會雑誌
    1986年 77 巻 10 号 1609-1617
    発行日: 1986/10/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    成人精巣腫瘍77例 (非セミノーマ35例, セミノーマ42例) について抗β-hCG血清を作製しこれを用いた間接 immuno-peroxidase 法によりhCG-染色陽性細胞の同定を行ない, 以下の結果を得た.
    1) 非セミノーマ症例では, 原発巣に絨毛癌組織を含む1例および他の34例中15例 (44%) に, セミノーマ症例では42例中6例 (14%) にhCG-染色陽性細胞を認めた.
    2) hCG-染色陽性細胞は細胞の大きさ, その存在形式より大型多核細胞と小型多核細胞の2型に分類でき, stage I症例においては血清β-hCG値3.0ng/ml以下の6例では小型の, 4.0~174ng/mlの5例では大型の多核細胞が同定された.
    3) 原発巣, および転移巣に絨毛癌組織を認めた2例を除く非セミノーマ症例では, hCG-染色陽性細胞陽性群 (15例), 陰性群 (18例) の2年生存率はそれぞれ92%, 88%であり, 同様にマーカーhCG値陽性群 (20例), 正常群 (13例) ではそれぞれ92%, 79%でありともに有意差は認められなかった. セミノーマ症例には死亡例はなかった.
    4) 以上より成人精巣腫瘍においては, hCG-染色陽性細胞の有無, そして, マーカーhCG陽性は予後不良因子とはならないものと考えられた.
  • 日本臨床細胞学会雑誌
    1980年 19 巻 1 号 153-206
    発行日: 1980/01/25
    公開日: 2011/01/25
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  • 日本臨床細胞学会雑誌
    1986年 25 巻 5 号 867-991
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 日本臨床細胞学会雑誌
    1985年 24 巻 4 号 797-924
    発行日: 1985年
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 日本臨床細胞学会雑誌
    1984年 23 巻 4 号 707-839
    発行日: 1984年
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 日本臨床細胞学会雑誌
    1984年 23 巻 2 号 201-344
    発行日: 1984年
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 日本臨床細胞学会雑誌
    1986年 25 巻 2 号 231-388
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
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