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クエリ検索: "佐々木美佳子"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 海宝 雄人, 齊藤 正昭, 角田 慎輔, 青木 泰斗, 青柳 智義, 池田 憲政, 三浦 文彦, 松原 久裕
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2012年 54 巻 6 号 1853-1857
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/03
    ジャーナル フリー
    【背景・目的】内視鏡による胃液pH検査は酸関連疾患の研究にしばしば用いられる.ぶどうジュースにはpHにより色調が変化する色素が含まれており,これを利用した内視鏡による胃液pHの評価を試みた.
    【方法】咽頭麻酔時にぶどうジュースを投与し前処置をおこなった.その後内視鏡検査時にモニターでの胃液の色調評価,胃液の採取およびpH測定を行った.
    【結果】胃液の色調は赤色,黒青色,透明~白色,黄色の4つに分類した.黄色と透明~白色以外のすべての色間でpH値は有意差を示した.赤色および透明~白色では酸性であり,黒青色は弱酸性から中性であった.
    【結論】胃液pH測定は胃酸関連疾患の病態生理を知るうえで有意義である.本法により容易かつ安全に多くの症例で大まかな胃液pHの評価が可能である.
  • 楠本 聖典, 浜田 暁彦, 水本 吉則, 勝島 慎二
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2013年 55 巻 12 号 3745-3752
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/12/27
    ジャーナル フリー
    【目的】上部消化管内視鏡検査(GIE)の咽頭麻酔においてリドカインビスカス法(ビスカス法)とリドカイン飴法(飴法)で麻酔自体およびGIE中の苦痛を前向きに比較した.【方法】対象は当院でGIEを施行した248例で無作為に「飴法」126例と「ビスカス法」122例に振り分け,経時的に(1)咽頭麻酔中(2)麻酔直後(3)検査中(4)検査後の苦痛度をVASで評価した.【結果】VASの平均値(95%信頼区間)は(1)「飴法」12.7(9.3-16.1)VS「ビスカス法」40.1(35.6-45.6)(P<0.001),(2)「飴法」14.3(10.6-18.0)VS「ビスカス法」34.0(29.0-39.0)(P<0.001),(3)「飴法」48.9(42.6-55.2)VS「ビスカス法」58.9(52.9-64.9)(P<0.05),(4)「飴法」13.9(10.2-17.6)VS「ビスカス法」26.4(21.1-31.7)(P<0.001).【結論】GIEにおいて咽頭麻酔中から検査後まで飴法は有意に苦痛を軽減させた.
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